帰宅の電車でウトウトしていた僕
カバンに入った携帯が
ブルブルと震えるのを感じました
すぐに収まったところをみると
きっとメールの着信でしょう
僕は眠い目をこすりながら
携帯を確認しました
届いたメールは母からでした
内容はというと
朝早くても夜中でもお父さんが病院いくって連絡してって
あいかわらず句読点も改行もないメール
とても読みにくい。(´д`lll)
しかしそのメールの内容。。。
僕には意味が分かりませんでした
何故なら 僕はすこぶる元気だし
今朝 家を出るときには
家族もみんな元気だったからです
もしかしたら娘のどちらかが
急に具合が悪くなったのかなぁ?
でもそれなら
僕に連絡が来ても良さそうだし
姉に送るはずのメールを
間違えて僕に送ったのかな?
はっきりとした答えの見つからない僕は
誰のこと?とだけ返信して
携帯をカバンにしまいました
そして再びウトウトと。。。
それにしても過保護な親だ。(´д`lll)
電車は最寄り駅に到着
家に帰ると薄明かりの中で
奥様が起きていました
「ただいま~♪」
「おかえり♪」
そう言ってテレビを消す奥様
そして待ってましたとばかりに
僕へ鼻息荒く話し掛けてきました
「今日 ちゃーちゃん大変だったんだよ~」
ちゃーちゃんとはお義母さんの事
どうやらタダならぬ様子。。。
僕は食事の準備をしながら
奥様の話に耳を傾ける事にしました
「どうしたの?」
すると奥様
「なんか昨日の晩 実家へ
お兄ちゃんから電話があったんだけど
声がガラガラでヒドかったんだって
扁桃腺が腫れちゃったみたいだから
明日病院に行くって言うんだけど
お兄ちゃんが
わざわざ実家に電話してくるなんて
滅多にない事だから
ちゃーちゃん超心配しちゃって
明日また どうだったか教えてねって
壊れた携帯の代わりに
いま会社から借りてるっていう
新しい携帯電話の番号を聞いて
電話を切ったらしいの。。。
でも ちゃーちゃん
電話を切ったあとも気になっちゃって
病院の診療時間とか調べて
お兄ちゃんの新しい携帯に
連絡したらしいんだけど
お兄ちゃんもお兄ちゃんで
ぜんぜん元気がなくて
ちゃちゃーん 昨日は
心配で眠れなかったんだって。。。
それで今日の午前中の話よ
ちゃーちゃんが いつも通りに仕事してたら
お兄ちゃんから電話がきたんだけど
病院どうだったの?って聞いたら
やっぱり扁桃腺が腫れてて
一応 薬は出たんだけど
原因は体力的なもの以外に
精神的なものから来てるのかもって
言い出したんだって。。。
そんなん言われたら
ちゃーちゃん余計に心配しちゃうでしょ?
それで 何か心配事でもあるの?
なんて聞いたら
お兄ちゃん しばらく黙ってたんだけど
か細い声で
子供ができたって言うんだって
それって おめでとうのはずでしょ?
でも違うの!
外にできたんだって言うの!
ちゃーちゃんもう パニックよ!
週末は仲良さそうに見えてたのに
なんで浮気なんてしちゃったの?
仮面夫婦だったの?って
お兄ちゃんにいろいろ聞くんだけど
お兄ちゃんは電話口で
覇気なくゴメンって言うだけで。。。
それでどうするの?って聞いたら
お兄ちゃんが言うんだって
相手の女性に
自分には家庭があるから
子供を堕ろして欲しいって頼んだら
弁護士が出てきて
子供を堕ろすお金と慰謝料
合わせて200万で示談にしましょう
っていう話になったって。。。
それでお兄ちゃんも金策に走って
なんとか100万は用意できたんだけど
今日が支払い日だっていうのに
あと100万がどうしても用意できなくて
すっと誰にも言えなくて
1人で悩んでたら体調崩したって。。。
ちゃーちゃんもう 超ビックリだよ!
それで昨日から元気がないのかって
でも払う約束をしてるなら
約束は守らなくちゃって事で
払ってあげるから どうすればいいの?って
ちゃーちゃんも聞いたんだよね
そしたら今日 弁護士に
お金を振り込む約束になってるからって
お兄ちゃんが言うんだって
でもうちの実家って
お金は全部 ジィジが管理してるから
ちゃーちゃんが払うって言っても
そんな大金は動かせないのね
だから まずはジィジに電話しなさい
ジィジには私が説明して
振り込むように話しておくからって
お兄ちゃんに伝えて
ちゃーちゃんは電話を切ったんだって
それで急いで ジィジの携帯に電話して
お兄ちゃんがこんな事になっちゃって
お金が必要って説明したわけよ
ジィジも何やってんだって感じで
聞いてたみたいなんだけど
やっぱり ジィジは冷静なんだよね
状況を説明している最中に
携帯の向こうで実家の電話が鳴って
「あぁ お前か お母さんから聞いたぞ」
みたいな感じでジィジの声が聞こえて
あとは俺がやっとくからって
ちゃーちゃんとは電話を切ったの。。。
でも そのあとが大変!
ジィジがお兄ちゃんと電話で話して
お金は払うって事になったんだけど
いきさつや事情をちゃんと聞きたいし
親としてキチンと謝罪もしたいから
振り込みじゃなくて持って行くって
ジィジが言い出したらしいのよ
今から行くから どこの弁護士まで
待って行けばいいんだって
そしたらお兄ちゃんが困りだして
弁護士事務所は遠いからダメだとか
相手に迷惑がかかるからダメだとか
急にモゴモゴし始めたみたいで
ジィジも思ったんだろうね♪
あれ?なんかおかしいぞ!って
それで おまえは誰だ!
自分の誕生日を言ってみろ!
って聞いたら
なんだよそれ!
俺のこと疑ってんのかよ!とか言って
お兄ちゃん 自分の誕生日なのに
答えられなかったの!」
「それって もしかして。。。」
「そう。。。」
振り込め詐欺!(((゜д゜;)))
そうです!そうなんです!
電話のお義兄さんは
扁桃腺が腫れたわけでもなく
子供ができたのでもなく
ただの振り込め詐欺師のお兄さんだったのです!(((゜д゜;)))
って あれ?
具合が悪いから明日病院に行く?
はて?どこかで聞いた事があるような?
奥様から聞いた振り込め詐欺の手口
電車で見た母からのメール。。。
ん?あれ?
そうです!そうなんです!
奥様の実家を襲った振り込め詐欺
時を同じくして。。。
うちの実家にも掛かってきてたんです!∑(゚Д゚;)
正確には翌日ですけど。(´д`lll)
慌てて奥様へ説明する僕
「その電話 もしかしたら
うちの実家にも掛かってきてるかも」
「え?どういう事?」
「なんか親から今日
変なメールが来たんだよね
病院に連れて行ってあげるからって」
「え?それ絶対そうだよ!
早く教えてあげたほうがいいよ!」
すぐに実家へ電話をしました
その結果。。。
母はやっぱり振り込め詐欺に
引っ掛かりそうになっておりました
電話に出た母の第一声。。。
「扁桃腺の具合は大丈夫?」
母に事情を話すと
最初はパニックになっていましたが
ゆっくり説明すると理解してくれました
どうやら完全に騙されていたようです
「このままいくと明日
僕に子供ができる予定だったから♪」
と言うと 母は笑って
「あんたなら ありえそうだからね♪」
と言っておりました
ある意味めっちゃ信用されてる!(iДi)
というわけで
今回は奥様の実家にも
同じ振り込め詐欺の電話があった為
僕の実家は事なきを得ましたが
それがなければ僕の母は
間違いなく振り込んでいたと思います
携帯が変わったといって
新しい電話番号を教えてもらったのに
僕へメールした事が不幸中の幸いでした
ほんと人の話を聞かない!
何度バスのお迎え時間はダメと教えても
その時間に自宅へ尋ねてくるような
愛すべき母なんです。(´д`lll) トホホ
まぁ 親というものは いくつになっても
子供の事がカワイイのでしょう。。。
病気が心配すぎて注意力が散漫になり
息子になりすました犯人の嘘を
見抜けなかったという事ですかね?
なんか変だなぁとは思っていても
わずかな情報をたぐり寄せて
あぁ 間違いなく自分の息子だと。(´д`lll)
母の愛情は海より深しです♪
おしまい
そんな愛すべき2人の母へ
僕は振り込め詐欺の対策グッズを
プレゼントする事にしました
コレね↓
きっと喜んでくれるはずです
あ!ちなみに振り込め詐欺の電話
犯人は「俺♪俺♪」ではなく
「○○だけど」と
普通に僕の名前を名乗っていたそうです
なぜ!?∑(゚Д゚;)
家族間の合言葉を決めるなど
お気を付けくださいませ
それと以前。。。
長女が振り込め詐欺について
警笛を鳴らしていたような。。。(´д`lll)
この時↓
【4歳& 1歳】パパにおてがみかいてきたの♪の巻
なかなかやりおるの!