亀ちゃん

の話をもう少しだけ。


 


先生とイギリスに渡り

リーチポタリーという工房を一緒に立ち上げ、充実の日々を送っていた亀ちゃん。




だけど

関東大震災をキッカケに

選択を迫られる




日本に戻るべきか

イギリスに残るべきか。




もし

リーチ先生が引き留めて下さったら

このままイギリスに残ろう。

(先生はきっと残って欲しいと思っているはずだ)




淡い期待を抱く亀ちゃんに

先生は言う。 




カメチャン

君は日本に帰りなさい。

そして自分の陶芸を見つけるべきだ。




その言葉で

亀ちゃんは日本に帰ることを決めるんだけど





果たして亀ちゃんは

自分の陶芸を見つけたかったんだろうか?




『自分の陶芸』は

あくまで

自立心の星を持ってる人の思う

到達点であって

亀ちゃんのゴールは違ったんじゃないのかなぁ…。




自立心の星がない亀ちゃんの幸せは

先生のお側で

何かを追いかけ

お役に立つことだった。




リーチ先生の思いやりは

亀ちゃんにとって

辛すぎたんじゃないだろうか。





…実在しないんだけどね。

架空の人物なんだけど





亀ちゃんの心を思うと

なんだかあまりに切なくて





泣けた。