『リーチ先生』の登場人物で
ワタシが心を鷲掴みにされたのが
亀ちゃん。
亀ちゃん(沖亀乃介)は
幼い頃に亡くなった母が
住み込みで女給をしていた
横浜の食堂で働きながら暮らす
絵を描くことが大好きな少年。
店の常連客だった父親は
亀ちゃんを息子とは認めなかった。
ある日
たまたまお店にやってきた
高村光太郎との出会いが縁で
彼の父である高村光雲の書生となり
そこで
日本の芸術を学ぶためにイギリスからやってきたバーナード・リーチと出会う。
…という設定の架空の人物。
『リーチ先生』は
亀ちゃんの視点で描かれた
フィクションとノンフィクションが
絶妙に融合した作品。
リーチ先生を心から尊敬し
いつまでもお側にいたい
ずっと作品を見続けたい
いつか先生のような作品を作りたい
と切望する亀ちゃん。
熱心に陶芸を学び
仲間たちを愛し
いつも謙虚で一生懸命。
曇りのない素直さを
生まれながらに持っていて
切ないほどにまっすぐだ。
本を読みながら
亀ちゃんの繊細な心とやさしさに
何度も泣きそうになった。
そしてトートツに
四柱推命の話になるけど
亀ちゃんの心の動きを見ていて
わかったことがある。
【自立心の星を持ってない人】は
寄り添いたいんだね。
家族の
友だちの
愛する人の傍で
その人の幸せや悲しみや寂しさに
寄り添いながら
たくさんのことを
一緒に受けとめたい。
自分の何かを主張するよりも
誰かをわかることを大切にする。
架空の人物「亀ちゃん」から
何故かそんなことを感じてしまった。
そして
そういう繊細なやさしさに惹かれたのは
ワタシの半分が
自立心の星でできているから
かもしれないなあ〜
と
しみじみ思ったのでした。
