仕事の関係上、さまざまな県市町村の施策、議会、条例関係の資料を読む機会が多くなっている。
それらを見ながら、つくづく思うのだ。
世の中ってベストはあり得ない。結局、ベターを選択するしかないのだ、と。
大型ショッピングセンターができ、人の出入りが多くなった。
ところが、それと同時に、朝まで電気がついている駐車場に、よろしくないヤカラが集まるようになった。
防犯灯やカメラをつけて監視せよ、という意見。
そんなものをつけて監視するのは個人情報を侵食する、という意見。
防犯灯をつけるかつけないかは自治会で判断せよ、という意見。
そこまで自治会に委ねたら、自治会の負担は増す一方だ、という意見。
公園を整備して、アーバンスポーツが楽しめるようにせよ、という意見。
ゲートボールなら利用者層は想像できるが、アーバンスポーツの利用者は正直不安がある、という意見。
アーバンスポーツができれば若者が増える、という意見。
うまくない人ほど、コンクリートを削り取るような音が出て騒音と化す、という意見。
市役所や支所にわざわざ行かなくても、必要書類がネットで取れるようにせよ、という意見。
IT弱者の人々を切り捨てるな、という意見。
水道代を払わない人に徹底した取り立てをせよ、という意見。
どこかできりをつけないと、未納の水道代以上にコストがかかってしまう、という意見。
どれもこれも「一理ある」のであり、どの意見を採用しても「一長一短ある」のだ。
だったら、ベターなほうを選択するしかない。
世の中、ベストはあり得ない。ベターを選択するしか方法はない。
右の道 左の道も イバラあり
鞠子