おはようございます。おいでくださって感謝します。
きょう、うちんとこの教会では、2026年度の信徒役員を決める選挙と、信徒総会が開催予定の日。
でも、私は夜中の父の介護で身体も大変やさかい、早天礼拝に出て、総会へは委任状を提出。
牧師先生には、最近の私の事情も話しとるさかい理解して頂いとるやんなと、お委ねしてます。
まぁ、前置きは、これぐらいにしまして・・・。今週も、聖書のおはなしからスタートしますね。
いよいよ、イエス様の十字架を覚える時期になりよんですが、今回は、その第1弾ですよ。
お話の始めに
あなた様のお宅には、どんな油が置いたりますか?
灯油・ガソリン・軽油。これは、家電・暖房・マイカーの為に必要ですよね。
他にも、胡麻油・オリーブ油・菜種油・コーン油。これは食用やんね。
また、場合によっては椿油があるっていう・・・そんなお宅も、あるんでしょうか。
ほんま、油にも様々な種類がありますよね。
ちょっとした油で、しっとりした肌になったり、髪にツヤを与えたりする効果もありますし。
実は、今回の聖書のお話にも、油が出てくるんですよ。じゃあ、話を続けますね。
ナルドの香油
オミナエシ科の「ナルド・オニキス」っていう植物を・・・皆さんは御存知ですか。
ナルド・オニキスは、チベット、ブータン、中国の山地とかで採れる植物。
実は、このナルドの香油ってね・・・。
今では、既に古い時代の香料になっとるさかい、そう簡単には手に入れられへんのですよ。
大阪府の箕面市にある「クシロ薬局」いうとこには、今も、ナルドの香油が売ったるらしいんです。
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ナルドの香油 [Nard Perfumed Oil] 15mL - 自然療法のクシロ薬局
旧約聖書の雅歌に記された資料を参考にして、香油を作ってはるんやそうですが。
載せてるリンクを見て頂くと解るんですけども・・・値段は、15㎖で税込5000円と書いたります。
イエス様の時代、「ナルドの香油」は 300gの値段が300デナリ って言われとったんですよね。
当時のお金で、1デナリいうんは労働者1日分の御給金やったそうです。
分かりやすく言うなら、1デナリを1万円とすると、300デナリが幾らか想像つきますよね。
そう聞くと、いかに香油が高価で手に入りにくいもんかが、よう分かるかと思います。
今回は、そんな代物・・・ナルドの香油に関するお話です。
マグダラのマリアがしたこと
ベタニヤの村には、お姉さんのマルタと妹のマリア、弟のラザロが居りました。
イエス様は、3人を愛しとられて、神様についての話を、よう・・・してくださいました。
それだけやのうて、一旦は重い病気で死んだラザロを甦らしてくださいました。
それから暫くして、イエス様がベタニヤ村に来られて、食事会が開かれました。
マルタは御馳走を運んでて、ラザロは、イエス様やら、お弟子さんらぁと話をしてます。
そん時、マリアが部屋に入ってきました。手には、小さい壺を持ってます。
その壺ん中には、ナルドの香油が入ってました。マリアの大事な宝物です。
マリアは、イエス様の傍に屈むと、壺の蓋を取って、中の油をイエス様の足に注ぎました。
普通は、ほんの少しだけ使うもんやけど、全部、たっぷりと注ぎました。
それから、自分の長い髪の毛で、イエス様の足に流れる油を、丁寧に拭きました。
部屋ん中は、ナルドの香油で、いっぱいになりました。
マリアが、いっぺんに高価なナルドの香油を使ってしもた。
そんなんやったさかい・・・、その様子を見とった人らぁは、ビックリしました。
でも、マリアは何で、こんな事をしたんや思いますか?
おそらくなんやけどね・・・
“イエス様。ラザロを甦らせてくださって、ありがとうございます。
神様のお話を、たくさん聞かせてくださって、ありがとうございます。”
そんな思いをイエス様に伝えたい思て、自分の大事な宝物をイエス様にお捧げしたんでしょう。
でも、イエス様の弟子の一人・ユダが怒ったように言いました。
「何と勿体ない事をするんだ!その香油を売れば、たくさんのお金が手に入る。
そのお金で貧しい人々を助ける事が出来るではないか!」
ただ、ユダはね、本心で、こう言うたんやないんですよ。
心ん中では、悪いことを考えとったんですね。
実は彼・・・、お金が好きな男で、みんなぁから集めたお金を、こっそり盗んどったんです。
イエス様は、優しい声で言われました。
「マリアに怒ってはいけません。そのままにしておきなさい。彼女は立派なことをしました。
わたしが亡くなる日の為に、予め、わたしの身体に油を塗って、葬式の用意をしてくれたのです。
わたしは、もうすぐ、あなたがたと別れなければならないのですから。」
イエス様は既に、この時、御自身が十字架に掛かる日が近づいてるっていう事を御存知でした。
マリアがイエス様の御身体に香油を注いだんは・・・、
もうすぐ墓に葬られる自分自身の為やと、イエス様は言われたんですね。
自分が出来る精一杯の事をして、感謝の心を伝えようとした。
そんなマリアの心を、イエス様は、何よりも喜んでくださったんやね。
確かに、今では手に入れられへんような高価な代物を惜しげもなく使うなんて、
ユダの言うように、大事な宝をドブに捨てるようなもんやんか・・・って。
そう思われる方も居られるかもしれませんね。
でも、このマリアが行なった行動は、イエス様に対する真心の気持ちからでした。
愛するイエス様に自分の気持ちを伝える方法が正に、この「ナルドの香油注ぎ」やったんですね。
いよいよ来週は、イエス様の十字架の苦しみをおぼえる受難週に入ります。
来月5日(日)のイースターが来るまでの間は・・・
イエス様の十字架に向かってのお話を、日曜日とかも関係なしに徐々に綴っていくことになるかも。
どうぞ宜しゅうお願い致します。
今週の祈り
天の父なる神様。
きょうは、マグダラのマリアの行動を通して、イエス様への感謝の心と献身について学びました。
高価な油を使うことは、世間の目から見れば、確かに勿体ないことだと思うかもしれません。
でも、自分の出来ることで、イエス様への気持ちを表したマリアの心は、尊いものだなと思います。
新しい週も、この通信を読んでくださった方々の上に、あなたの祝福と平安がありますように。
イエス様の尊いお名前によって、お祈りいたします。アーメン。




