「か、返すのれす!誰なのれすか!?」
ぱれっとが飛び出した。

「ダークネス・グリーンよ」
そういうと、彼女はダークネス・ガーディアンの形態に変身する。

「だ、ダークネス・グリーン!だったのれすか!」
ぱれっとに一気に緊張が走った。

「これは頂いたわ、悪く思わないでね」
パステル・オーブを握りしめてダークネス・グリーンはいった。

「お待ちなさい!」
突然声が聞こえてくる。

「かあらたちの言う通りだったわね」
パステル・ラピスは瑠璃色の大剣を構え、言った。

「だましたな、許さない!」
パステル・バーミリアンは朱色の炎の拳をふりあげた。

「戻って正解でしたわね。ちえり様には指一本ふれさせませんわ!」
パステル・ハニーも、ハニースターをぶんぶんと手元で振り回しながらいった。

「パステル・ラピス!」
「パステル・バーミリアン!」
「パステル・ハニー!」

「4人揃って!あ、揃ってないや、ちえりがまだか、えっと、とりあえず3人で」

「「「パステルガァル!ズ!」」」
「と、かあらカラ!」

シャキーンと3人と一匹はポーズを決めた。
しかし毎度フレーズが流動的だ。

「さようならパステルガァル!たち。あなたたちに、用はないわ」

そう言い放った瞬間、彼女の背後にどす黒い炎が現れた。紛れもない、ダークネス・レッドだ。
「グリーンよ、ショーは終わりか?」
彼はそう彼女に問いかける。

「レッド! お、終わりよ。パステル・オーブが一つでも手に入れば、パワーバランスは一気に崩れるわ」

「そうか、ならば次は俺の番だな」
ダークネス・レッドは右手に槍を出した。
「何を言ってるの!? これでパステルガァル!たちとの戦いは終わりよ!」

「血迷ったか、ダークネス・グリーン。野放しにしておけば人間どもは何をするかわからんぞ。とくにラピスラズリ、貴様の口車には、いいようにされた」
キッとラピスを睨む。

「ばーか・ばーか!」
ラピスは舌をだしてレッドを威嚇した。
かあらも真似していーっとした。

「こんなヤツら、いつ倒しても同じよ!」ダークネス・グリーンが何故拒むのかレッドにはわからなかった。
が、彼はハッとした表情になる。

「ダークネス・グリーン…貴様…パステルガァル!どもに情が移ったな!ダークネス・キング様を裏切る気か!」

その槍をダークネス・グリーンに向けた。
「ば、ば、馬鹿なこと言わないで! 私はダークネス・キング様を裏切らないわ!」
「ならば忠誠心を見せてみろ、この場でチェリーを倒せ!」

「……!」
ダークネス・グリーンは声が出なかった。
「どうした?早く倒せ、忠誠心を見せてみろ」

ダークネス・グリーンは歯噛みしながら自分のダークネス・ウェポンを出す。
緑色のオーラが徐々にムチのような形状になって言った。

「ダークネス・グリーン・ウィップ」
トゲトゲのついたムチを、目の前のちえりに対して構えた。