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「パステルガァル!たち…強化訓練をするつもりね…」

物陰から、ガァル!ズたちを監視するものがいた。


緑の長髪の娘、ダークネス・グリーン。ダークネス・フォーの一人だ。


「だんす・すたじおとか言ってたわね…」

彼女は何かを企んでいるようだった。


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「いだだだっ!ちょっとちえり加減してよ!」
るりかが悲鳴をあげた。


「へへ。るりかちゃん、カタい」
いたずらっぽくちえりが背中を押す。
るりかはジャージ姿でまたを大きく開いて座って、その背中をちえりに押されていた。


ここはちえりの通うダンス・スタジオだった。

ちえり他の3名は予定通り体験教室に来た。

どうやら、ストレッチをしているらしい。


「体が硬いのはあたしだけ? みつばもあかねも、なんでそんな体やわらかいのよっっ(T▽T;」


「わたくしは小さい頃から、バレエをたしなんでおりましてよ。今はやめましたが、ストレッチはお風呂上りにしてますのよ」
みつばはとりあえず、るりかと庶民の差を見せつけようとした。


「体が硬いとケガするんだ。柔軟は大切なんだよ」
あかねもそう言った。


「むむーあたしも演劇部だからね、柔軟とか腹筋とかは結構鍛えてるハズだったんだけど」
ちょっと悔しかった。


「ええ~、演劇やってるの!?」
るりかに声をかけてきたのは同年代の女子だった。


「あ~はい! うちの演劇部は結構本格的なんですよ。春、夏と年末で、身内だけじゃなくて、ちゃんと一般の人も招いて公演やってま~す!」


「そうなの!?」
興味津々にるりかの話にかじりつく。


「そうんなす。OBの先輩が劇団に入ってて、よく面倒みてくれるんで」
るりかも悪い気はしない。


「そあちゃん、ミュージカル女優になりたいんだよね!」
ちえりが、その女子の袖をひっぱていった。


「あ、わたし、天神(あまがみ)そあらっていいます。るりかちゃんと同じ中2だよ」
そあらは笑顔で挨拶した。


「へ~、中2で体験レッスンの先生やってるなんてすごいね」


「まあ、体験といっても基本的なことしかやらないから。先生たちも他のレッスンあるし」
なんて雑談をしていると。


「すみません、体験レッスンまだ、いいかしら?」
扉のスキマから半分身を乗り出してる女子がいる。


「あ~まだ大丈夫ですよ!どうぞどうぞ!」
そあらも新規生徒を獲得するのに必死なんだろうか。


どうぞ、と言われ、若干挙動不審な感じで、緑色の長髪で長身の女の子が入ってくる。
年齢は、るりかより年上だろうか、高校生?中学生?といった感じだ。


「じゃあ、もう一回ストレッチやったら、ダンスレッスンしますね~」
そあらが手をパンと叩いて、みんなに号令した。


…パステルガァル!

あなた達の隙を見つけて、パステルオーブを奪って見せるわ…

なんとその長身の女子は、ダークネス・グリーンだった!

4人そろったパステルガァル!に脅威を感じたのだろうか?
ダークネス・フォーは、パステルガァル!の内側に入り込み、内部から崩そうという企みをしているのかもしれない。


「あ、おねーさん、ちがうよ、手、逆!」
ちえりがグリーンに教える。

「え?こう?」


「ちがう!こうだよ!」


「む、むずかしいわね…(>_<;」


そあらが近づいて来た。
「まあ、でも、初めてにしては、なかなかですよ」


「おねえさん、にぶいー」

にひひと茶化す、ちえり。


「に、にぶいの?わたし!?」
どぎまぎする、グリーン。


「そんなことないですよ。コラァ!ちえり、あんただって、最近でしょ、この振り覚えたの。それまで地上で溺れたでしょうが」
そあらがちえりのオデコに軽くデコピンした。


「じゃあ、ちえりが出来るまで教えたげるね!」
グリーンの手を引いた。


「うん、そうね、他の3人はわたしが教えるね」

そあらはちえりの頭をぽんと叩くと、そう告げた。



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気まぐれにセリフの色を変えてみた^^;