前回記事でも書きましたが、フランスは日本よりも遥かに現代音楽が身近です。
学校の試験でもコンクールでも、必ずと言っていいほど現代曲が課題に入っています。
私の通っていたエコールノルマルでも、5月の卒業試験の予選の課題曲にはほぼ現代曲が出されました。課題曲の発表が約1ヶ月前。
みんな発表と同時に楽譜屋さんに走ります。楽譜屋さんは、学年別に出される課題曲の楽譜をそれぞれ山積みで用意しています。





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これも課題になった曲の楽譜。オクターブやら和音やらが広範囲で動き回る、かなりハードで長い曲でみんな苦労しました。







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これも課題になった曲。この曲の作曲家はエコールノルマルの先生をしていました。現代曲って作曲家が身近に居たりするので面白い反面、全く誤魔化しが効かなくて怖い!







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なんとこの楽譜、エコールノルマルの試験曲と印刷までされています!完全に平等にしようと、試験の為に作曲されたのでしょうね。
試験に挑む大勢の学生が楽譜を購入し、真剣に演奏してくれる事で、作曲家にとっても収入にも知名度アップにもなるし、曲を公開する場の提供にもなります。こうしてフランスは現代音楽の作曲家を上手に守り立てているワケです。







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これは演奏家資格試験の時の課題曲。時代的には前の2人の作曲家より少し遡ります。
約10分のこの曲を含め、1時間程のリサイタル形式で演奏する試験のスタイルでした。
“この曲がドビュッシーのような色彩と響きのある、こんな魅力的な曲だとは知らなかった!”
と審査員に言って頂き、首席を頂いた思い出深い曲です。







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現代曲は面白い楽譜も少なくないですね。この楽譜は横長。




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開くとこんな感じに譜面台いっぱいに。





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ベリオの楽譜です。

フランスは日本よりはだいぶん安かったですが、現代曲の楽譜はやっぱり高価ですね!