小さな花と大きな木☆パリ帰りグルメ猫とピアノ日記 in 宮崎-090522_1432~03.jpg
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~ぴよちゃん里親さん募集中~
オスのキジトラ、推定8ヶ月。猫風邪で左目が天然ウインクになってしまいましたがとってもチャーミングなイケメン君!詳しくは3月25日「里親さん募集」の記事をご覧下さい。転載ご協力を宜しくお願い致します。私の所に飛べるバナーはpotojakamamaさんが作って下さったので、そちらからお持ち帰り、貼り付けて下さい!
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ボンジュール皆さん!グルメノアゴンだよ!コック長みたいな帽子にしようとしたらやっぱり上手く行かなかった!だってこれ、靴下だからね。
ご好評頂いているグルメノアゴンフランス語講座、今日は魚介類編だよ!野菜果物編は2月21日の記事、肉編は5月14日の記事だよ。



じゃあ早速始めよう!フランスでは肉に比べると魚は食べられる機会も量も少ないし、刺身や寿司の文化のある日本から見たらハッキリ言って大した魚は無いよ。鮮度の保ち方や切り方なんかの扱いも劣るしね。それでもオマール海老やサーモン、ムール貝、ホタテ、それから今ではchat-vertは激しく当たったトラウマで食べられないけれど牡蠣なんかはとっても美味しいよ!それに魚に関心が薄くて日本とは好んで食べる部分も違うから、時々びっくりするような高級な大トロやあん肝なんかがタダ同然で売られていることだってあるんだ!大トロはシーチキンを作る材料ぐらいにしか見えないし、あん肝なんて市場のおじさん“もぅ捨てようかと思ってたから、あとは全部あげるよ。持ってって”とくれちゃったりするぐらいさ。みんなもフランスに行ったらマルシェの魚屋さんで掘り出し物を探してみてね!




魚介類編も今までの講座と同じく、男性名詞と女性名詞がわかるようにカッコ内に男、女と書いているからね。魚介類のことをフランス語ではfruit de mer(フリュイ ドゥ メール)と言うよ。直訳すると海のフルーツさ!まずは貝類からだよ。


・牡蠣(女)→ユイットル(huitre)

やっぱり日本と同じくRの付く月、要するに9月~4月が美味しいとされているよ。フランスでは大きなケース単位で売り買いされる事が多いんだ。レモンをギュッと絞ってキリリと冷えた白ワインで生のまま食べるのが一般的だよ。当たらないことを祈って美味しく食べよう!


・ホタテ(女)→コキーユ サンジャック(coquille Saint-Jacques)

やっぱりそれなりに値段は高いけど、身が大きくてとっても美味しいよ。バターと白ワインでソテーしただけでニコニコのご馳走だ!


・ムール貝(女)→ムール(moule)

ムール貝は安くて美味しいからしょっちゅう食べられているよ!フランスにはレオンって言うムール貝専門(ベルギーが本家)のチェーン店があるぐらいさ!パリのレストランでも鍋に山盛りのムール貝と付け合わせにほっくり美味しいフライドポテトがたっぷりでお腹いっぱいになっちゃうけど、ノルマンディ地方とか田舎に行くと更におおらかで量も呆れるほど多いよ。バケツ並みの大鍋にてんこ盛りのぷりっぷりのムール貝とお約束のフライドポテトをりんごの発泡酒シードルで食べると最高なんだ!シードルには甘口と辛口があって、ノルマンディはりんごの産地だからどちらも本当に美味しいよ。



・エスカルゴ(男)→エスカルゴ(escargot)


食用カタツムリだから海の幸じゃないのに魚屋さんで売られているよ。必ずエスカルゴバターと呼ばれるニンニクとパセリとエシャロットの香り高いバターで焼いて食べるんだ。味は普通の貝と何ら変わりは無いよ。



日本のアサリやしじみ、ハマグリと形は似たのがあるけど、固いし味が違うからあまり食べないよ。次に魚と甲殻類だよ。魚はポワッソン(poisson(男))と言うよ。ポワゾン(poison=毒(男))と間違えないでね!

・海老(女)→クルヴェット(crevette)

一番一般的に食べられる海老がこれだよ。日本で言う甘海老といったところかな。必ず茹でて山盛りで売られているよ。袋にドサッと買ってオヤツみたいにパクパク食べるんだ。

・オマール海老(男)→オマール(homard)

・赤座海老(女)→ラングスティヌ(langoustine)

・ブラックタイガー→ガンバス(gambas)

・スカンピ海老(日本で言うぼたん海老かな?(男))→スカンピ(scampi)


いずれもとっても美味しい海老だけで値段も高いよ。スカンピを買ったら素寒貧にな~んてね(笑)



・紋甲イカ(女)→セッシュ(seiche)

・イカ→アンコルネ(encornet)

・タコ(女)→プルプ(poulpe)

・蟹(ワタリガニのような蟹(男))→トゥルトー(tourteau)



・アジ(男)→シンシャール(chinchard)

・サバ(男)→マクロー(maqureau)

・鮭(男)→ソーモン(saumon)

・まぐろ(男)→トン(thon)

・鯛(女)→ドラド(daurade)

・タラ(男)→メルラン(merlan)

・ニシン(男)→アラン(hareng)

・ヒラメ(女)→ソル(sole)

・アンコウ(女)→ロット(lotte)
あん肝はフォワ ドゥ ロット(fois de lotte)


アジ、サバ、鯛は日本の方が断然美味しいよ。マグロは日本より遥かに安い。タラとニシンは漁獲量が多く、安くて美味しいからいろんな料理にも使われて、とてもよく食べられる魚なんだ。ところで魚屋さんでペシェ(peche)と書かれた魚は釣りものだから高いけど美味しいんだよ。
鮭は日本の鮭より身が柔らかでジューシーな感じで、これはフランスの方が断然美味しい。切り方も厚みがある切り方パヴェ(pave=石畳と言う意味)と、上品なフィレ(filet)の2種類があるよ。分厚いジューシーなサーモンステーキに、バターとハーブとバルサミコ酢にちょっぴり醤油を加え、煮詰めてソースにすれば素晴らしいご馳走さ!



フランスの魚料理の定番と言えばプロバンス名物ブイヤベースだね。魚介類たっぷりで美味しくないワケが無いよ!ブイヤベースは日本で言う肉じゃがや味噌汁みたいなおふくろの味だよ。だから各家庭の味があって、マザコン男性のうちなんかだと嫁姑の確執の原因にもなるぐらいさ!
簡単に作り方を紹介しよう!

【ブイヤベース=boillabaisse(女)】

◆材料:タラ、カサゴ、海老、蟹など好みの魚介類を約2キロ/
ムール貝約1キロ/

玉ねぎ1個/トマト缶1缶/ニンニク2かけ/パセリ/ローリエ/フェンネル/サフラン小さじ1/4
塩こしょう、オリーブオイル少々/クルトン用バゲット


1.大きな鍋に油を熱し、みじん切りにした玉ねぎと、トマト缶、ニンニク1かけを炒める。

2.塩こしょう、フェンネル、ローリエ、サフランを加える。(タイムやローズマリー等、手に入るハーブで代用可)

3.魚は内臓を取り除きぶつ切りにしてジャンジャン入れる。海老や蟹、ムール貝も入れ、ヒタヒタにかぶる程度の水を加えて沸騰させ15分ぐらい煮立たせる。ここまでずっと中~強火。

4.クルトンを作る。小さく切ったバゲットにニンニクとオリーブオイルをフライパンで塗って焼く。

5.スープと具は別々によそる。食べる時にクルトンをスープに飾り、魚介類はルイユソースと一緒に食べる。

<ルイユソース(rouille(女))の作り方>
・材料:ニンニク2かけ/赤唐辛子2本/卵黄2個/オリーブオイル300cc/塩こしょう

すり鉢でニンニクと赤唐辛子をすりつぶし、卵黄2個を加え、マヨネーズを作る要領でオリーブオイルを少しずつ加えて塩こしょうで味を整える。(市販のマヨネーズにすりつぶしニンニクと赤唐辛子を加えてもOK。カルディ等では瓶入りルイユソースが売られています)

ルイユソースのホタテパスタも美味♪




じゃあ最後にお約束の面白い言い回しだよ!
貝や魚にも肉と同様、あんまりいい意味は無いんだ。牡蠣とムール貝はまぬけとかとんま、サバにはヒモと言う意味もあるしね。貝は殻に閉じ籠るとかね。ニシン売りは粗野な女と言う意味になるしね。

じゃあ魚poissonを使った言い回しだよ。
・poisson d'avril→エイプリルフール

・ni chair ni poisson(ニ シェール ニ ポワソン)

直訳すると肉でもなく魚でもない。要するにどっちつかずの、優柔不断な、ってことだよ!

・etre serre comme des hareng(エートル セレ コム デ アラン)詰められたニシンのようだ、つまり漁獲量が多いニシンがいっぱい樽に詰められた様子から、すし詰め状態だと言う意味さ!


今回はレシピ付きの盛り沢山な内容になったけど消化不良を起こさないでね!
Bon appetit!(ボナペティ=召し上がれ!)