5月26日(火) 「300人の社長」
阪急グループの創業者、小林一三のエピソードを紹介します。
あるとき社員に対し、「私は忙しくて世の中のことを勉強することができなくなった。そこで、よく繁盛している店や、ヒット商品があったら教えにきてほしい」と頼んだそうです。
しばらくして一人が報告に来ると、一緒に店や商品を見学し、「また見つけたら教えてくれ」と言います。社長にそう言われて、社員はさらに熱心に探すようになりました。
数年たったころ、何度も報告に来る社員に対し、「君が見つけてきた商売があっただろう。君にやってもらおう。会社をつくるから社長をやりなさい」と言いました。その社員に、商売を見る目が育っていると判断したのです。そうして小林一三は300もの会社をつくり、300人の社長を育てました。
仕事の実力は、自分で関心を持ち、行動することで身に付きます。押し付けるのではなく、自主性を引き出す工夫が必要です。 また、人を育て、重要な役を任せる勇気は、並大抵ではありません。それを理解したうえで、育てられるほうも、伸びようとする努力が大切です。
【今日の言葉】人育ての名人に学びましよう
《一言コメント》
人を見る目を持つ
これが一番、経営者に求められる資質だなと思いました。
皆さんの意見も聞かせてください
※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで
https://www.kominike-pub.co.jp/