本日は、予定していたカテが急遽キャンセルとなって

手持ち無沙汰になっているので

以前からやろうやろうと思っていた、ある臨床研究のデータ収集をしています。


そのため、今までカテをしてきた、ある癌腫の患者さん40人くらいを片っ端からカルテ見ています。

以前の紙のカルテは、集積所(正しい表現ではありませんが)から取り寄せるのに一苦労で、また読めない時もあったりで、データをとるのが大変でした。

今は、カテした患者さんは癌腫別にある程度僕のほうですでに登録してるので、IDから電子カルテの閲覧、簡単でめちゃ楽です。


ふと、カテの前後って患者さん、どんなこと言っていたのかを看護記録からみてました



カテする前は

緊張する 寝れなかった

痛いんですか?

副作用はきつくないですか?


などと、看護師に話してました。



カテの後は

思ったより楽だった

全然何ともなくて、これならもっと早く受ければよかった

カテ後の3時間の絶対安静は背中がちょっとしんどい
(動けないので。ただし、他の施設よりずいぶん短いと思います)



と、あっけなかった表現ばかりでした。


がつんと塞栓した方は、数日間熱がでることもありますが

痛みに関しては、胃が重くなった(肝臓の症状をみなさんこう表現します)程度で、全く痛みがない、が大半です。



そういった意味では、低侵襲な治療なんだなあと思います。

でも、低侵襲だからといって適応にすることはありませんけど。

ちゃんとした適応があって、やってみたら低侵襲、こうあるべき。



あと、やっぱりがんって様々な症状を起こします。
本人が自覚できない症状もあります。
特に肝転移ってそうですね。

カテした後に、

体が楽になった

何となく胃のあたりが重たかったのに、これが軽くなった

(がんが大きくて体表から触れる人は)がんが柔らかくなって体が動かしやすくなった

(腫瘍の減圧と肝機能の改善により)
ごはんが美味しくなった、前より食べれるようになった



と笑顔で看護師に話している方が多いですね。

全て看護記録に書いてありました。

(看護師のみなさん、ありがとう)




という感じに、医者は前ばかり向いてたらダメだと思います。

定期的に、自分の治療してきた患者さんの経過を
ちゃんと改めて調査して
今の治療方針でいいのか考え直すことが大切です。



そんな研究の積み重ねで
いまのうちの、がんカテの、治療が成長してきたと思っています。



さて、研究を続けます。









「吹田徳洲会病院 がんカテーテル治療センター」



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