外来前にちょこっと。

最近の初診患者さんが、2局化しています。


以前に患者さんをこちらに紹介してくれた先生経由ですと、もうカテしかないでしょ!というくらい、ドンピシャの適応とタイミングで外来に来てくれて、その日のうちに、入院前検査、入院予約、翌週カテ、となります。
そして、そのようなドンピシャの患者さんの効果はやはり立派ですね。

一応本人の了承を得て書いてますが、

昨日治療させて頂いた肝転移の患者さんも
2年前に一度肝転移の治療をさせて頂き、活動性の腫瘍がほぼ消失した状態で元の施設(よく紹介頂く施設)に戻られました。
その後、肝転移が改善したことで、本来の全身抗がん剤治療に戻り、2年の経過の中で再び肝転移が再燃。今度はかなり大きくなっていました。
その状態で、もう1回やってくれませんかと、以前の施設から紹介頂き、経過と画像をみただけで、これはまた効きますよ、やりましょう、と外来で言いましたっけ。

実際、肝転移のカテは3週間隔、6コースを基本としていますが、その方は1コースでマーカーが1/3まで低下し、昨日はその2コース目の治療をしたわけです。


ドンピシャのタイミングなら、本当にいい治療だと自分ながらに思っています。

そのタイミングを逃されて来院される患者さんの割合がかなり増えています。


実際、数か月前ならできたか?は正直わかりません。そもそも適応ではなかった可能性も高いかもしれません。

しかし、最後の最後でうちの外来に来られても、既に全身衰弱し、悪液質で食事もままならない。例えカテの適応になりやすい肝転移でも黄疸が高すぎたら手の施しようがない。
腹水や胸水はカテでは改善は難しい。
リンパ節は時に適応となりますが、場所に依存します。必要で、血管があればできますが、そのリンパ節があっても命もQOLも変わらないリンパ節ならやらないし、カテが入る血管がなければできない。



タイミングなんてわかりませんよね?


少し治療の経過で難渋したら、相談だけでも・・と診察に、セカオピに、来られるのが大切なのかな、と思ったりします。

カテは一度もやったことないのですが、定期的に経過報告に来られる方もおられます。それでその患者さんが安心して今の治療を継続できるのなら、これも僕の役割です。



最後の最後で来られる方が増えて、緩和のお話をして帰られる。


これもまた自分の役目だと思っています。

ただ、救える命は救いたいですね。

ほんと、そう思って診療しています。


適応の患者さんはもっといるとわかっています。抗がん剤治療の選択が増えたので、余計、ぎりぎりまで、全身悪化するまで、例え効く可能性が低いとわかっていても、ぼろぼろになるまで抗がん剤治療される方が増えた気がします。



病棟行ってから外来はじめます。





「吹田徳洲会病院 がんカテーテル治療センター」



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