人を怒らせる障害 | 発達障害について考える ともこんのブログ

発達障害について考える ともこんのブログ

カフェ閉店に伴い、ブログタイトルを変更しました。

軽度発達障害者や心のケアを必要とする人達のサポートを目的としている(社)こころ研究所が運営していた「Cafe 巣鴨 桜宮」で、広汎性発達障害の当事者として3年間スタッフをしていました。

前回のパワハラについてのブログに、
「発達障害者の部下にイライラしてしまうことはある。障害は分かっているが、大変なストレスになる。」
といったご意見を幾つかいただきました。

全くもって、仰る通りです
ストレスをたくさん与えてしまったり、ご迷惑をお掛けして、本当に申し訳ないことです。

自分の障害の大変さを訴えるだけでなく、周りの人への負担も考えなくてはいけない。と反省いたしました。

私もいっぱい人を怒らせ、イライラさせてきましたので

どーして⁈ 
この前も言ったよね?
バカなんじゃないの?


そんな言葉は何度も。

はい、バカなんです(-。-;

ある時、あんまりにも私に苛立った人から、

「バカな人間にはさ、他の人にも分かるように、バカというシールかバッジでも付けてもらうと良いかもね!」

と言われました。

そこまで言うか~?、と面食らいましたが、まあ、一理あるよな。と(笑)。

そこまで人を怒らせる障害。それが、発達障害だと思います。
今、目に見えない障害を持った人が付けるストラップもあります。

お怒りはごもっともなのですが、やはりいろいろな言葉は心に残り、自分が悪いと分かっていても傷つきます。

とにかく、気が効かない、気が回らないことはしょっちゅう。
すると、無神経でがさつで、冷たい人。ということにもなります。

気が付けないことがあまりに多いです。

不用意に、その場に不適切な発言もつい。。

これは定番、何度言われても同じミスを
周りの人が怒るのも当然のことです。
頭に来ると思います

自分は、こんなにも人を怒らせるのか・・と、悲しくなる時もあります。

だったら、人から離れよう。
もう怖い

そう思って、引きこもったこともあります。

または出来るだけ、そういったことをしでかさないように細心の注意を払って一日を過ごす。
そして、疲れ果てる。

でも残念ながら、細心の注意を払っても、やらかしちゃう
ほんとに嫌になります!

そのうち、体調を崩すか、ウツ発症。

自分は人に迷惑しか掛けない、嫌われ者。
無能の役立たず。


そう思ってどんどんウツに陥り、自殺を真剣に考えたこともありました。

様々なことがありましたが、今日行われたシャイニングカフェでは、当事者の親御さんが複数参加されました。

子どもに恨まれていて、コミュニケーションが取れない。
親の思いは伝わらず、責められてばかりで大変。

そういったお声に、親御さんの苦労を知ることができました。
私も親にとっては大変だったと思います。

一方で、
「子どもをなんとかしたい。今のままでは将来が心配だから、なんとか仕事ができるようになってほしい。友達も作ってほしい。」というお話が。

「ああ、ごめんなさい。。いろいろ無理なんです。友達を必要としない人もいるんです。むしろほっといてほしいんです。」
ということをお伝えしました。

今まで散々叱られてきて、さらに「普通」を要求されると、パンクしてしまう。

そのプレッシャーに耐え切れずに、大暴れしてしまうこともある。。

「もっと自分の障害について認識してほしい。本人はまだよく分かっていないようなんです。」とのお話も。

この自覚や認識が難しい人もいます。

「まだ」難しい段階にいる人もいます。

障害を認めたくない人。
そう言われることに拒絶反応を示す人。
自分はおかしくない。おかしいのは周りの人間だ!と自分を正当化することで身を守っている人。

むしろ、親と距離を置かないと悪化してしまう人

すごく難しい問題だと思いました。

どうしたら、非当事者さんや家族と良い関係を築けるのでしょう。

なるべく人に迷惑を掛けないで生活をする。仕事をさせてもらえる。
その方法や場はないのでしょうか。
障害者就労のあり方もまだ、個々のニーズには程遠いものだと思います。

○○とハサミは使いよう。

これもまことに辛辣な諺ですが、やはり的を得ていまして(笑)。

言い方を変えれば、誰でもかならず活きる場所はある。社会参加できるはず。ということだと思うのです。