麹に興味を持ったものの、そもそも麹というものは

どこで何のために作られているのか、さっぱりわかりませんでした。


昔は味噌、醤油など手作りしたという話は聞いたことがあります。

しかし、私は見たことも聞いたこともありませんでした。

手作りしたのであれば、昔はもっと身近に麹があったはずで

歩いて買いにいける範囲にあったと思います。


難しいことは抜きにして、とにかく麹は体にいいことはわかりましたが

麹そのものがなくなったら、手作りしようにもできません。

体調を少しでも治したい私は「ハテ、困った・・・」になったのです。


とりあえず全国の麹を販売しているお店に電話注文しながら

麹の用途、作り方、保存の仕方など教えてもらったりしました。

だけど、もっと麹というものを知りたいという希望から

麹屋さんにお会いしたいと思っていた時に

伊勢丹のチラシで麹屋さんが出店するのを知り、さっそく出かけて行きました。


今や、塩こうじで全国に麹を広めてくださった

大分県、糀屋本店の浅利妙峰(あさり みょうほう)さんと

息子さんの九代目・良得(りょうとく)さんがいらっしゃいました。


とても気さくな方で、麹の現状、家庭での使い方、発酵食品の効能など

いろいろ教えてもらいました。

私は麹がもっと身近な生活にしたいこと

麹の文化を絶やしたくないことを伝えたら、妙峰さんは


「麹屋の責任でもあるから、お店で作っているだけではなく、

こうして外へ出て伝えることにしました」


と話してくれました。


それにしても物産展といえども、新宿伊勢丹で出店したことは

すごいですね、と話したら


「東京に出店したいなーと思っていたところに、たまたま、知り合いが

声かけてくれてねー、一緒に行く?っていうことになって」


と、東京初進出にして伊勢丹とは、妙峰さんのすごさを感じました。

百貨店の中でも新宿伊勢丹のバイヤーさんの感覚は優れていると思います。


数ヶ月後、すぐまた出店されたので会いに行った時に

「また伊勢丹とはすごいですね」と伝えたら

「みんなにいわれるんよー、そんなにすごいことなのー?と

だんだんと実感してきてね」

とあっけらかんとおっしゃいました。

今思うと、麹を伝えるべく道だったようにも思います。


妙峰さんから塩こうじを通して、家庭で身近に麹を使えることを教そわりました。

私もまずは家族から味覚を伝えて、そのうち日本中に

再び麹が広まったらいいなと思ったら、妙峰さんは


「世界に伝えたいんよ!!麹を世界に持っていくんよ!!」


とキッパリと言われました。

そして今、日本のみならず、本当に世界に行かれています。


「想いは叶う」ですね。


今年は日本食がユネスコの世界遺産に登録されるかもしれない、

記念すべき年になりそうです。


麹がその一端を担いますように。

私たちも、この日本の素晴らしい文化をつないでいけますように。


麹屋さんのますますの発展を祈っています。


再び麹を世に出してくださった妙峰さん、良得さんに感謝を申し上げます。


゚・*:.。..。.:*・゚ ありがとうございます゚・*:.。..。.:*・゚