熱い夏の参院選が終わり、熱烈に応援していた
山本太郎さんが、見事、国会議員になりました!
「選挙が終わっても、変わらず応援する!」
僕はそう宣言していましたが、山本太郎さんが
「原発再稼働に向けた日程が知りたい!」と
つぶやいておられましたので、お役に立てるなら、
何でもやるということで、さっそく調べてみました!
あくまで現時点での最新の情報になりますので、
今後、変わってくる可能性はあると思うのですが、
ひとまず参考までに・・・。
■ 再稼働の可能性は、6基。
現在、原子力規制委員会が審査を優先すると
言っているのは、申請のあった12基のうち6基。
1.泊原発3号機(北海道電力・北海道)
2.伊方原発3号機(四国電力・愛媛県)
3.玄海原発3、4号機(九州電力・佐賀県)
4.川内原発1、2号機(九州電力・鹿児島県)
それ以外の原発は、いろいろ問題が指摘され、
審査を後回しにするとのことで、年内に再稼働が
認められる可能性は、事実上、まったくありません。
[毎日新聞(2013年7月28日付)]
■ 審査期間、最短は年内終了。
通常、審査には1年くらいかかるものであると
田中俊一委員長は発言しましたが、一刻も早く
再稼働を進めたい政府の意向で、最速で年内に
審査を終了することになりました。
審査は、北海道電力、四国電力、九州電力の
順番で行われますが、審査が順調に行くのは、
伊方原発であると予想されています。
[毎日新聞(2013年7月16日付)]
■ 泊原発の現状。
泊原発は、もともと1号機、2号機、3号機という
3基の再稼働を申請していました。が、気づけば、
原子力規制委員会が審査するのは、3号機のみ。
1号機と2号機は、後回しにされてしまいました。
なぜ、泊原発は3号機だけが審査されるのか。
答えは、北海道電力が事故対策の説明について、
最も新しい3号機をテンプレートにして、「1号機と
2号機も、こんな感じで事故対策はバッチリ」と
書いた資料を提出したからです。
しかし、3号機は2009年に運転を開始したもの。
1号機は1989年、2号機は1991年に運転開始。
4年前の原発を見せて、「20年以上前の原発も
同じような感じです!」と言い出したわけです。
「構造が違うのに、3号機の図を見せられて、
大丈夫だと言われても審査はできません!」
原子力規制委員会から、超当たり前の指摘をされ、
1号機と2号機の審査は見送り。3号機だけ審査を
してもらうことになったのです。
[読売新聞(2013年7月24日付)]
■ 伊方原発の現状。
地下に活断層がなく、火山の危険もないことから、
再稼働第1号に最も近いと考えられているのが、
この伊方原発です。
[読売新聞(2013年7月25日付)]
伊方原発を巡っては、原発の安全性を評価する
愛媛県の環境安全管理委員会原子力安全専門
部会にいる奈良林直、宇根崎博信の2人の教授が
四国電力から寄付金をもらっていることが明らかに
なっています。また、奈良林です!
総額で、いくらもらっとんねん!
特に、宇根崎博信は、原子力・放射線の知識普及
啓発をする「関西原子力懇談会」という団体から
80万円の寄付金をもらっており、この世の原子力
専門家たちは、お金をもらって安全を語っていると
いうことが、浮き彫りになっています。
こんな人たちが、原発事故が起こったとしても、
ただちに健康に害はないと言っているわけです。
[毎日新聞(2013年7月18日付)]
■ 玄海原発の現状。
玄海原発は、阿蘇山をはじめ、近隣50か所の
火山の「噴火対策」について説明を求められ、
九州電力は、「大規模な噴火は、数万年から
数十万年に1度なので、原発の稼働中には、
大噴火は起こらない」と答えました。
数万年から数十万年に1度と言われた津波に
襲われて起こった福島第一原発事故に対する
反省が、まったくありません。
原子力規制委員会は、「噴火対策については
議論の余地がある」としていますが、これから
どう審議されているのかは、わからない状態です。
[読売新聞(2013年7月24日付)]
佐賀県の古川康知事は、原発を再稼働する際、
玄海町以外の自治体に、事前の了承を求める
必要はないと発言しました。
要するに、佐賀県と玄海町と九州電力の3者が
お互いに納得すれば、周辺の自治体がどんなに
反対しても、話を聞かない言ってのけたのです。
しかも、その理由は、「玄海原発は既に新しい
基準に適応するだけの安全対策をしており、
事前に了解を得ることは、なじまない」という
腐りに腐りきった発言をしたのです。
「オマエらが勝手に進めても、
被害を受けるのは俺たちだ!」
周辺の自治体にとっては、特に原発交付金が
もらえるわけでもなく、ただ事故のリスクだけを
背負わされたあげく、ろくに補償してくれないのは、
福島第一原発で証明済みです。
県単位で、原発を推し進める重症っぷり!
周辺自治体の心配は、まったく聞いてもらえない。
これが原子力政策を推し進める日本の現状です。
[毎日新聞(2013年7月18日付)]
■ 川内原発の現状。
十分な安全性が見込まれるまで、川内原発の
再稼働には慎重な姿勢を貫くことを公約に掲げ、
当選したはずの伊藤祐一郎・鹿児島県知事。
ところが、事故が起こった時、病人や高齢者が
どのように避難するのかが決まっていないまま、
再稼働を容認し、「そんなに短期間で避難の
方法は決められない」とホザき出しました。
つまり、再稼働を優先したいので、双葉病院の
教訓もなく、どうやって病人や高齢者が避難を
すればいいのかを考えずに、再稼働させようと
明言したのです。
猛烈なアホです。
それでいて、参院選で圧勝した自民党政権に、
「品格のある国にしてほしい」と期待を述べ、
あげくの果てに、「鹿児島にカジノを!」という
脳味噌が桜島の溶岩で沸いた発言をしました。
[毎日新聞(2013年7月27日付)]
川内原発は、原子力規制委員会から「大規模
噴火が起こったら、どうするの?」と質問され、
「えっと・・・、それは・・・、えーっと・・・」という
マヌケな返事の後、「8月中旬に答えます!」と
ノープランぶりを明らかにしています。
政府に急かされ、一刻も早く再稼働をさせたい
原子力規制委員会は、「審査が遅れるので、
7月30日にしてください!」と言っています。
果たして、九州電力がしっかりと答えられるのか
分かりませんが、近隣の火山が噴火をした時に、
どうするのかについては、答えを出せていません。
おそらく、キリッとした顔で、「噴火はしない!」と
答える可能性が濃厚なのですが、それは津波が
来ないと言っているのと同じです。
[読売新聞(2013年7月25日付)]
■ 審査が後回しの原発の現状。
高浜原発は、津波の想定が甘く、原発の地下が
どうなっているのかについての調査も不十分だと
いうことになり、審査は後回しになりました。
大飯原発は、関西電力が「活断層ではない」と
言い出しましたが、議論に時間がかかるために、
審査は後回しになりました。
[毎日新聞(2013年7月28日付)]
■ 原発再稼働への道筋。
早ければ年内に終了する原子力規制委員会の
審査ですが、ここで審査が通ると、電力会社は
地元との話し合いに移ります。
佐賀県のように、「周辺の自治体にまで理解を
求める必要はない」と言ってしまう人もいますが、
基本的には、原発立地自治体だけでなく、周辺の
自治体にも理解をしてもらったという形を取ると
思いますので、来年の春くらいを目途に原発が
再稼働されるのではないかと推測されます。
具体的な日程は、まだ出ていません。
[原子力規制委員会・電話取材]
ということで、結論としては、年内いっぱいは
再稼働に向けた審査をしているので、大きな
動きはなさそうで、再稼働に向けて地元周辺が
バタバタするのは、来年に入ってからになると
考えられます。
ちょうど通常国会と重なるタイミングなので、
週末のたびに、佐賀や鹿児島に飛ぶことに
なるのではないかと思いますが、現状としては、
このような感じになっています。