検出限界値以下の数値をめぐり、このブログの

書き方まで変えないといけないかもしれない話を

いただいておりますので、コメント欄のやり取りを

改めて記事で公表し、皆さんが自己判断する際に

役立てていただこうと思うのですが・・・。


政府や東京電力と違い、すべてを包み隠さずに

公表すると、このような指摘をいただいています。



検出限界以下の数字は、ランダムに数字を

選んでたまたま表示される数字であるというのが

通常の理解だと思います。実際は、検出限界が

10ベクレルのときに9.9ベクレルならそれに近い

放射性物質が入っているかもしれませんが、

だからといって、検出限界以下の1ベクレルや

0.5ベクレルにも意味があるというのは間違った

主張だと思いますよ。


「不検出」で 0.0 のままの食品はそういう性質の

食品(妨害する天然放射性物質が少ない等)で

全てがそういう反応になるわけではないでしょう。


検査機関ではないのですから、検出限界以下の

公表に責任をもつ必要もないとおっしゃるのかも

しれません。しかし、せめてその数値が参考に

なるという主張は引っ込められた方が良いかと

思います。科学的な手法を使いながら科学を

否定するのは、生活のために参考にならないと

思います。



ちょっと長いですが、ご指摘いただいている話は、

科学的に、何も間違えたことは言っていません。


0.5ベクレルや1ベクレルといった小さい値だと、

特に、セシウムかどうかもよく分からないのと、

2度目に測ったら、今度は「0.0ベクレル」として

表示されるということも、よくあることです。


皆さんは、これを踏まえた上で、読んでください。

微量に検出されても、誤差であることは多いです。


お互いの意見の食い違っている部分としては、

その誤差に意味はないから科学的に無視するか、

それとも、意味がないかどうかは、再検査してから

決めたらいいと考えるかどうかの違いです。


レントゲンで言えば、うっすら影があるようにも

見えるかもしれないけれど、いつも影があるように

写るものだから、仮に影があっても小さいわけだし、

これくらいなら大丈夫だとして無視するのか。


それとも、うっすら影があるようにも見えるのなら、

問題がない可能性は高くとも、高いお金を払い、

精密検査をして、その上で病状を見定めるのか。


「ただの影かもしれないのに、大袈裟に言って

ビビらせるな! もし、これで大丈夫だったら、

この時のストレスで病気になるかもしれない!」


そういう主張をする人もいるかもしれません。

ただ、ポンコツなレントゲン写真でも、「怪しい」と

思った時には精密検査をすると決めているのです。

こういうやり方だと納得していただくしかありません。


最悪なのは、証拠も見せずに、「大丈夫」と

言ってしまうのが、一番良くないわけですね。

検出限界値以下でも、0.1ベクレルだったのか、

5ベクレルだったのか、これでも印象は違います。

いくら誤解を招くと言っても、これしか方法がない。


検査の結果は、キンタマ袋の

裏まで見せるのが、ルール!


その後の文章でも、なるべく「誤差の範囲」とか

「これでも食べるという人はいる」と書いていて、

皆さんには、あくまで選択の自由を与えています。


「グレーなら食べない」というのも一つの考え方。

「これくらいなら食べる」というのも、それはそれ。

あなたが男性、もしくは、子供を産む予定のない

年齢の女性であれば、好きにしたらいいでしょう。


しかし、「毒」であることが分かっていながら、

それを「少しなら食べてもいい」と言うことは、

「科学」にはあっても、「生活」にはありません。


科学には、「致死量からの逆算」という概念が

あるかもしれませんが、「生活」には必要ない!

逆算するまでもなく、食っちゃいけないからです。

なぜ、わざわざ好んで毒を食うのでしょうか。


ましてや、赤ちゃん、子供、これから妊娠する

可能性がある女性たちが、放射能という「毒」を

いくら微量だって、食べたり飲んだりすることは

好ましいとは言えません。


女・子供を守れない男に、

男として生きる価値はない。


これが、このブログを運営する上での持論です。

ですから、たとえ微量で、誤差の範囲であっても、

「気にせず食べましょう」というスタンスではなく、

「こんな数字が出ちゃいました」というスタンス。


微妙なら再検査。


本当は、「0.0ベクレル」と表示されていても、

「それでも気を付けて!」と言いたいくらいの

気持ちで書いていますから、誤差の範囲だから、

「どんどん食べましょう」と言うことはできません。


「そういう人が書いているんだな」と思って、

皆さんには読んでいただくしかありません。


それと大きな誤解があるようなので、しっかりと

言っておきたいと思いますが、僕は2月からの

セシウム検査を始める前は、放射能のことを、

ただひたすらマニアックに研究してきました。


その苦悩の歴史については、バックナンバーを

読んでいただければ分かることだと思いますが、

どこぞの大学生よりも、たくさんの資料を読んで、

いろんな先生やジャーナリストの話を聞いて、

現在に至っております。


僕がネットのデマを信じていると勘違いして

おられる方もいらっしゃるかもしれませんが、

ちゃんと安全派の意見もたくさん聞いています。


東海村の原発PR館まで行き、

原子力安全本を読んだほど。


だから、原子力ムラの人が何を言いたいかも

分かっているし、どのように安全っぽい主張を

繰り広げているのかも、知っているつもりです。


そして、いろいろと調べた末に、「セシウムを

食べるのは微量でも良くないんだ!」という

結論に達して、今、このような活動をしている。

ですから、このような意見も来ているのですが、

これには大々的に反論があります。


数値の解釈は先にコメントしたとおりですが、

「放射性セシウムは体内に蓄積する」とか、

「臓器や骨に体内半減期はない」とか、

明らかな事実誤認も多いので、もう少し

確認されてから書かれたほうがいいと

思います。


明らかな事実誤認とは

一体、何を根拠に!?


なぜ、放射性セシウムは体内に蓄積すると

考えられるのでしょうか。これについて詳しく

説明することができますので、また明日にでも

じっくり話すことにしましょう。