偽物の私から救ってくれた解剖学
セラピストとして活動していると、
技術を学ぶ機会は本当にたくさんあります。
手技も、流派も、メソッドも…
新しい情報は次々に生まれ、
学べば学ぶほど世界が広がる。
だけど、
いろんなセラピストさんと関わる中で、
ふと感じることがあるんです。
基礎である“骨格”を知らないまま
デビューしてしまう人が、とても多い。
これは、決して誰かを責めたいわけではなく
私も昔はその一人でしたし、
私も以前、手軽に技術習得ができる○○協会の
講師をしていたことがあり、
短時間でディプロマが発行する側だったことも
ありました。
数時間の講座では、カラダの構造の話を
する時間など取れません。
数か月かけて学ぶ講座であっても
解剖学がカリキュラムに含まれていないことが
多いのが現状です。
実際に私自身も、駆け出しの頃は
技術さえできればデビューできると思っていて、
解剖学や生理学の授業が本当に嫌いで、
とにかく暗記するしかない!と
漢字の書き取りのように文字を手に覚えこませ
単位取得をしました。
でもセラピストとして現場に立つ中で、
「なんとなく効いている」
「なんとなく整っている」
だけど自分の技術に裏付けがないことに
気づいてしまった時、
【偽物の私】と悩むようになったのです。
それから解剖学を学び直すまでの数年間は、
【偽物の私】という呪縛に苦しみました。
幸いにも良い出会いがあり、
解剖学を学びなおし、理解できる喜び、
つながる面白さ!
自分で考えることができるようになり、
世界がガラッと変わりました✨
骨を知らずに“整える”ことはできない
身体を整えるときに、
まず理解すべきなのは 骨 です。
なぜなら、家が傾いたときに、
柱がゆがんだまま、
壁でなんとか家を支えようとは
思わないと思うのです。
柱=骨格
壁=筋肉
柱をそのままに壁で家を支え続けたら、
壁には負担がかかり続けます。
それがカラダで言うところの凝りです。
そして、
筋肉で支えないと保てない環境がある限り、
凝りから卒業することは出来ません。
ですが、筋肉は壁と違って順応性があるので、
骨の角度が変われば、勝手に筋肉も動くので、
骨の角度を変えてえあげるだけで
ずっと悩み続けていた凝りから
卒業することが出来るのです。
私が目指しているのは、
骨で支え、筋肉に無駄な力がなく、
楽で美しいラインづくりや
女性らしい曲線を引き出すボディメイクです![]()
“骨”を学ぶことは、セラピスト自身を守ることでもある
実は、私のもとには
治療家さんやセラピストさん自身の
肩こりや腰痛の相談もとても多いんです。
施術するときの姿勢、
力の入れ方、身体の使い方それらがすべて、
骨格の理解とつながっています。
無理な姿勢で施術していると、
技術の質も落ちるし、身体を壊す。
だけど、
骨格を理解していると身体の使い方が変わり、
「セラピスト自身が楽に施術できる」から、
お客様の状態も変わりやすい。
結局は、
セラピストの在り方が施術に反映される。
これは本当に大切なことなんです。
「セラピストのための解剖学講座」で改めて感じたこと
9月から月1で全3回の
セラピストさんのための解剖学講座 を
開催していました。
今回は基本中の基礎の骨
久しぶりの講座だったので、テキストを作り、
どうして骨から学ぶ必要があるのか?
骨の理解で施術はどれくらい変わるのか?
ひとつひとつ言語化し直したことで、
私自身にとっても大きな再確認になりました。
受講してくれたお二人が
何度も目を輝かせ、驚きの声を上げ、
そっかぁー!うわ〜!なるほどね〜!と
基本が抜けてたことに気づき、
腑に落ちる瞬間をたくさん迎えてくれたのが、
とても嬉しかったです![]()
やっぱり、基礎は裏切らないのだ!
そして、今もアフターフォロー期間で、
質問やビフォアフの写真が毎日のように
送られてくるのですが
お客様のカラダの変化が半端ない![]()
これまでベッドに寝た状態での
ビフォアフしか撮ったことがなかった2人が、
立った帰る時に整っている状態を
観察するようになったことは大きな変化![]()
なぜなら、我々は日常重力を縦に受けて
生活する時間が長いからね![]()
技術や健康知識を増やすことも大切ですが
カラダに触れる仕事なので
カラダの構造の理解を深めることができると
本当に鼻息が荒くなるほど愉しいので、
セラピストのための解剖学の講師としての私も
ブログでもお伝えできたらなぁ〜と思います。



