映画一本分以上16年分の軌跡
読了した時に感じた事は、読み終わってしまったァ
最近めっきり本を読む事が出来なくなって、自分は本好きを自称した本好き偽物だったのか。
熱中すれば寝食が疎かになってしまうほど読書は好きな方。
の筈。
だったのだけれども、フルタイムの仕事を終えればご飯を食べ眠るだけの日々。
本を開く事が出来ない、手に取る事もしない。
ずっと読みたかった本が注文後暫くしてやっと手に入った。
ここのところこういった衝動が起こる事は非常に珍しい。
買っても読まないからだ。
読みたいものだけは沢山ある、だが持て余し山積みになり埃を被る。
そういった事が嫌で、手に入れるのは厳選をし始めるとそんなに衝動的になることも少なくなっていた。
良い物に出会えた時、映画や漫画アニメ、小説。
独特の虚脱感がある。
その世界に没入した、読了しても抜けきらない気持ちの良い感じ。
スマホで読む小説、手軽にも関わらず幾つも読みかけにしておいてある。
気が向いて開くけど、1p読む事すら一生懸命になる。
何かの消耗が激しい。
そんなであったのに、300pを超える一冊の本を半日以下の時間で読破した。
面白くて、ドキドキして
進むにつれて
一緒に憤って傷ついた気持ちになって
一緒に立ち上がった、起き上がった気になって
彼らの十数年最後まで一緒に疾走した。
あっという間だった。
自叙伝のような軌跡
独白のような記憶
断片的な共有
リアルタイムで描いていないからこそ、記憶を反芻する事による練られ方がより面白い。
リアルタイムの感情ままに書き殴っていたらばこういう本にはならなかったのではないかしら。
彼の独特な言い回し、間の取り方、セルフツッコミコントのようなやり取り。
ありありと様が浮かぶ。
熱を帯びるライブや軌跡の全ては過去の事であるのに、今ここで共に感じているような不思議。
彼らの事を知ったのはほんの最近。
出来る事ならずっと前に出会っていたかった。
私の人生に話は欠かせない。
自叙伝だろうが、軌跡だろうが
リアルだろうが、ファンタジーだろうがね。
彼らに出会えたのは夫のお陰。私にとって大切で人生上でとても尊い事だ。
今年のライブはすでにオールソウルドアウト済み。
行きたかったなァもう。
悔しいが致し方無い。
きっと彼らのliveへ行く
そこでまた熱に浮かされ飲み込まれ
本当の熱さを知るのだろう
そして、彼らの軌跡を共にする一歩に仲間入りするのだ。
数多いる大勢のファンの一人
夫婦なので二人
いつか彼のMCを聞き、声を聞き、音を聞き、空気を知るliveに参戦したい。
新たな夢が始まった。