◎50m走が速くなるための4つのポイント

●ポイント1 スタートの姿勢…前傾姿勢を意識する
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50m走をする中で、スタートをはずすことはできません。このスタートの仕方一つで、0.3秒~0.5秒は変わってきます。では、どのような姿勢でスター トすれば良いでしょう。わかる方も多いと思いますが、当然前傾姿勢が望ましいですよね。小学校ではスタンディングスタートが主流なので、なかなか前傾姿勢 を取るのが難しいです。それを解消するために、手をつま先の上に置く姿勢を取ります。そうすることによって、自然と前傾姿勢になります。ちなみにつま先の 上に置く手は、出している足と反対の手です。もう片方の手は、後ろに伸ばし、勢いよくスタートするための原動力として活用します。スタート直後は、ゴール ではなく地面を見ながら走らせます。そうすることによって、すぐに体が起きてしまう問題が解決され、前傾姿勢を保ったまま走ることができます。

●ポイント2 腕のふり…大きく、まっすぐ
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かけっこが苦手な児童は、腕のふりが小さかったり横ふりになっていることが多いです。それを改善するために、二人ペアになって腕ふりの特訓をします。腕を ふる人の後ろで、ペアの人が両手を前に出します。手のひらを前の人の肩のあたりに出して、腕をふる人がその手にあたるように腕をふります。後ろにいる人 は、脇が開いていないか、腕がまっすぐふれているかなど、アドバイスをしてあげます。これを交互に繰り返し練習していく内に、腕を大きくまっすぐふること ができるようになり、スピードアップにつながります。

●ポイント3 つま先のスナップ
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足が遅い児童の特徴の一つとして、ベタ足が挙げられます。一歩一歩が重く、スピードがのりません。それを解消するために、つま先歩き・つま先走りを練習し ます。この練習を繰り返すことにより、つま先のスナップをうまく使えるようになり、地面を強く踏みけることができるようになります。以上3つのポイントに より、走り方が数段良くなります。もも上げを重視する指導法もありましたが、日本人の骨の形成上、ももを高く上げて走ると、前ではなく上に力が働いてしま うようです。小学生の場合はなおさらで、もも上げを意識しすぎると、前へ進む力が働かず、かえって遅くなってしまうことがあります。足を高く上げることよ りも、地面を強くふみけることを心がけるように指導を行って下さい。

●ポイント4 ゴールの仕方
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50m走の指導の中で、フォームと同じくらい大切なのが、ゴールの仕方です。ほとんどの児童は、ゴールの線を踏んだ時点で走るのをやめてしまいます。ゴー ルで足を止めると必ずその手前でスピードが落ちてしまいます。これだけで0.5秒くらい損をしています。この問題を解決する方法は、ゴールを引き伸ばすこ とだけです。具体的に言うと、50mのラインには白線を引かず、55mのラインに白線を引き、両サイドに目印となるコーンを置きます。そこまで走るように と指導すると、自然と50mのラインで止まらずに走り抜けることができます。タイムを計測しやすいように足線を引いておくと良いでしょう。