わかるから、できる
運動ができるまでには、いくつかの流れがあります。
まずは、どんな動きかを頭で理解すること。
理解したら、どう動けばいいか体感してみること。
そしてできたことを体に覚えこませることで、動きができます。
これは、どんな運動でも共通する上達方法です。
1つの動きを5個の言い方で
身体を動かす感覚は、人によって異なります。自分の感じた感覚を言葉にしても、相手がイメージをつかめず、伝わらないことが多々あります。
動作を正確に伝えるには、イメージしやすい具体的な言葉に置き換えてみましょう。
例えば、でんぐり返しのときに「背中を丸める」という動作。
①アゴを引いてごらん
②自分のおへそを見てみよう
③頭をひざにつけるつもりで
④ボールのように丸まろう
⑤いちばん小さくなってごらん
このように、ひとつの動作をいろいろな言葉で伝えられるのが、指導の達人といえます。
よい動きと悪い動きを
正しい動きができるまで、何回も失敗するはずです。その失敗を、あらかじめ予測できれば、無駄を省き、運動の習得も早まります。
通常、失敗は体験や経験から学ぶため、的確な失敗例が思い浮かばないかもしれません。こうしたときは、教師側の予測や予想でいいので、失敗例を伝えてください。
自分で運動のリハーサルをしてみて、「こんな動きをしそうだ」と感じたことを伝えてください。
マネて学ぶ
指導の通り練習しても、上手くいかない場合があります。そんなときはみなさんが一緒に運動をしてください。
すると子ども達は、先生の動きを前後や横、上下から見たり、動きの大小や呼吸の強弱など、さまざまな角度からマネしようとします。子どもにマネをさせたり、手本を見せる場合には、できるだけ大げさに動いてください。
角度別、マネしやすいポイント
向かい合う場合
①お互いに相手が視界に入るので、タイミングが合わせやすい
②左右対称の動きは、動作とタイミングを合わせやすい
③ただし、左右が反対になるので、左右非対称の動きは合わせにくい
横に並ぶ場合
①相手と並行で、相手が視界に入るため動きのタイミングを合わせやすい
②身体が同じ向きなので、左右の動きに合わせられる
縦に並ぶ場合
①相手が後ろの場合、模範者の動きやタイミングをマネしやすい
②相手が前の場合、自分の視界に入るので、動きやタイミングの指摘ができる
動きをオーバーに
動きをわかりやすく伝えるには、手先や手首、足先や足首など、動きが見えにくい部位ほど、オーバーな動きが必要です。
自分の描いたイメージと人から見たイメージのつり合いが取れない場合があります。自分が大きく動いたと思っていても、見た目ではさほど変わらないことが多いのです。ですから、かなりオーバーに動かないと、他の人は動きが見えないのです。
動かす部位が少なく、運動も小さいほど、オーバーさが大事です。
動きをオーバーに見せるコツは、指先に力を入れること。そうすれば手足がしっかり伸びて、動きが大きく見えます。
また、足首や手首など見にくい部分は、その部分だけを動かすと大きく見えます。
参考文献:「跳び箱ができる!自転車に乗れる!」(池田書店)
運動ができるまでには、いくつかの流れがあります。
まずは、どんな動きかを頭で理解すること。
理解したら、どう動けばいいか体感してみること。
そしてできたことを体に覚えこませることで、動きができます。
これは、どんな運動でも共通する上達方法です。
1つの動きを5個の言い方で
身体を動かす感覚は、人によって異なります。自分の感じた感覚を言葉にしても、相手がイメージをつかめず、伝わらないことが多々あります。
動作を正確に伝えるには、イメージしやすい具体的な言葉に置き換えてみましょう。
例えば、でんぐり返しのときに「背中を丸める」という動作。
①アゴを引いてごらん
②自分のおへそを見てみよう
③頭をひざにつけるつもりで
④ボールのように丸まろう
⑤いちばん小さくなってごらん
このように、ひとつの動作をいろいろな言葉で伝えられるのが、指導の達人といえます。
よい動きと悪い動きを
正しい動きができるまで、何回も失敗するはずです。その失敗を、あらかじめ予測できれば、無駄を省き、運動の習得も早まります。
通常、失敗は体験や経験から学ぶため、的確な失敗例が思い浮かばないかもしれません。こうしたときは、教師側の予測や予想でいいので、失敗例を伝えてください。
自分で運動のリハーサルをしてみて、「こんな動きをしそうだ」と感じたことを伝えてください。
マネて学ぶ
指導の通り練習しても、上手くいかない場合があります。そんなときはみなさんが一緒に運動をしてください。
すると子ども達は、先生の動きを前後や横、上下から見たり、動きの大小や呼吸の強弱など、さまざまな角度からマネしようとします。子どもにマネをさせたり、手本を見せる場合には、できるだけ大げさに動いてください。
角度別、マネしやすいポイント
向かい合う場合
①お互いに相手が視界に入るので、タイミングが合わせやすい
②左右対称の動きは、動作とタイミングを合わせやすい
③ただし、左右が反対になるので、左右非対称の動きは合わせにくい
横に並ぶ場合
①相手と並行で、相手が視界に入るため動きのタイミングを合わせやすい
②身体が同じ向きなので、左右の動きに合わせられる
縦に並ぶ場合
①相手が後ろの場合、模範者の動きやタイミングをマネしやすい
②相手が前の場合、自分の視界に入るので、動きやタイミングの指摘ができる
動きをオーバーに
動きをわかりやすく伝えるには、手先や手首、足先や足首など、動きが見えにくい部位ほど、オーバーな動きが必要です。
自分の描いたイメージと人から見たイメージのつり合いが取れない場合があります。自分が大きく動いたと思っていても、見た目ではさほど変わらないことが多いのです。ですから、かなりオーバーに動かないと、他の人は動きが見えないのです。
動かす部位が少なく、運動も小さいほど、オーバーさが大事です。
動きをオーバーに見せるコツは、指先に力を入れること。そうすれば手足がしっかり伸びて、動きが大きく見えます。
また、足首や手首など見にくい部分は、その部分だけを動かすと大きく見えます。
参考文献:「跳び箱ができる!自転車に乗れる!」(池田書店)