自分にとって都合の悪い情報を無視したり過小評価してしまう、『自分は大丈夫だ』と判断してしまう正常性バイアス。一般的な特殊詐欺などにおいても、子や孫に成りすました偽電話の声を『これは本物だ、自分は大丈夫だ』と思ってしまう。(東洋経済オンライン『それでも振り込め詐欺に遭う人がいる理由』)
性犯罪の被害の場合、『まさか性的な下心などないだろう、考えすぎ。自意識過剰かも。相手に失礼だ』という正常性バイアスが働き、逃げ遅れる。
国際ロマンス詐欺の場合においても特殊詐欺や性犯罪と同様の『正常性バイアス』が働きます。被害者の方がよくおっしゃるのは、『詐欺だと思って疑ったことを申し訳ないと思った』『彼が・子供が助からなかったらどうしようと思った』といったことですが、相手が本物だと仮定し、自分のケースは詐欺じゃない、本当に相手が困っているのだ(自分が詐欺に遭うはずがないから、これは本当なのだ)という、自分で正常だと思うほうに解釈を持って行ってしまう。