インターネットを使って誰かほかの人の写真を使った偽プロフィールで近づいてくる国際ロマンス詐欺師。その写真が他人のものだとわかると相手が詐欺だと納得する被害者の方は少なくありません。しかし、その写真が盗用されているとわかった時、写真の人にコンタクト取りたいという衝動にかられる被害者の方は少なくありません。国際ロマンス詐欺被害者の方々には写真の人とコンタクト取らないようにアドバイスしていますが、残念ながら様々な動機からコンタクト取ってしまう方々はおられます。
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では、写真を盗用された方々は、自分の写真盗用や、それに伴う詐欺被害者からのコンタクトについてどんなことを言っているでしょうか? 『写真の人は何と言っているか』というシリーズを毎週火曜日リリースでお送りします。
■ 起業家・コンサルタント/コーチで製造業のCEOにアドバイスをした実績を持つKevin Snookさんの場合
Kevin Snookさんの公のプロフィールはAmazonで見ることが出来ます。
https://www.amazon.com/Kevin-Snook/e/B06Y2L42Q6%3Fref=dbs_a_mng_rwt_scns_share
彼のフェースブックの写真が詐欺師たちに盗まれ、偽のプロフィールが作られ、女性たちからお金を騙し取るために使われました。
『ギャングはベナンやナイジェリアを拠点としていると思われ、彼らは他人の写真を盗んでストーリーを作り上げます。そのストーリーは例えばその人はアフガニスタンのカブールやシリアのアレッポなどに駐留する米国陸軍所属であり、職業は軍医だったり、軍の高官だったりします。そして多くの場合離婚しているか妻を亡くしていて子供が自分と一緒にいる、そして私の息子の写真を使います。そして私が妻と死別して13歳か14歳の息子がいると彼らは言います。そして恋愛の相手を探しており、騙されやすい弱みのある人、例えば何らかの難しい状況や障害を乗り越えようとしている女性たちを狙い、その女性たちに恋をしたと言い、偽プロフィールに女性たちが恋するように仕向けます。それからお金の要求を始めるのです。金銭要求の多くはたいていの場合『あなたに会いに行くので何日かの休みを取れるように申請してほしい』『群を退役してあなたと結婚して家庭を築きたい』『あなたの国に行きたいので飛行機代を出してくれないか。今は軍から給料が出るのを待っているところで、アフガニスタンやシリアなどにお金を運ぶのは難しい。お金を送ってくれたら会いに行ったときに返す』など様々なひどいやり口でこれらの被害女性たちからお金を奪っています。そしてそのお金を騙し取ったらさらに女性たちからお金を取ろうとします。これは本当に酷い犯罪です。何故なら女性たちがそれに引っかかり、酷い目にあわされ、そのような犯罪に引っかかったことへの罪悪感や羞恥心を持つようになる。詐欺をはたらく男たちは非常に巧妙で、私のこの動画みたいなのを使い、女性たちとのライブチャットに使います。彼らは私のビデオを盗み、女性たちをとても愛しているといった言葉で吹き替えをし、『貴女と生涯をともにしたい』などと言い、吹き替えした動画をライブチャットに使います。そしてアフガニスタンなどにいるので通信状態が悪いため、すぐにビデオチャットから(音声やテキストの)チャットに切り替えます。
彼らは非常に巧みに作った偽文書を使います。私の写真を貼り付けた米国パスポート、銀行の取引明細書、私の写真を貼り付けた陸軍の文書など、ありとあらゆる偽文書が作られています。
私は私の写真があちらこちらにあることは気にしませんし、私はソーシャルメディアを使っていて写真をソーシャルプラットフォームに出すことは写真が盗まれるリスクがあることを知っています。Websiteからでもどこからでも写真が盗まれることもあり得ます。詐欺団が私の写真を使って偽プロフィールを作ることも気にしません。しかし本当に困るのは、人々が傷つくことです。これらのギャングがやっていることを私には止めることができません。これらの犯罪に特に関心を払う公的機関もないですし、サイバー犯罪対策の機関はこれらの小さな犯罪には目をとめません。まだ当分の間は警察などの公的機関がこれらの犯罪に関して対応できることはないでしょう。今の私にできることは、この種の犯罪に注意を喚起し、これが世界で起きていることを知ってもらい、人々が詐欺に騙されて傷つけられ、金銭的にも感情的にも打撃を受けているということを伝えることだけです。この動画を拡散することにご協力をいただき、人々がそのことを知ってくれることで
私のフェースブックのプロフィールでは、たくさんの偽プロフィールについて私が投稿してそれについて少しばかり説明を加えています。しかし私が伝えたいのは、多くの人がこの犯罪について知るようになってほしいということです。そうすることにより、騙されやすい弱みを持つ人々が騙されずに、罪悪感や羞恥心やフラストレーションを感じずに済むでしょう。』
Part1のビデオを発信した後、Kevinさんは彼の写真を使った詐欺師の一人からメッセージを受け取ったそうです。
詐欺師のメッセージ:(詐欺師のスペルミスや文法ミスをそのまま引用します。)
Thanks for your fucking talk
You think this can stop us for using your picture for scam
I'm the one that create the gang of using you photo for scam and their is nothing you can do about it
If you want me to stop this then will make a deal...
And if you fail to comply with me i will keep on using your l
(お前のクソッタレなトークありがとよ。お前は俺たちがお前の写真を使うのを止められると思ってるのか。
俺がお前の写真を使ったギャングで詐欺を実行している、お前には何もできない
もし俺がお前の写真を使うのをやめてほしいのなら、取引しようじゃないか
そして俺たちの条件をのまないなら、お前の写真を使い続けるぞ
これに対してKevinさんの応答は、
『私は人々にこの種の詐欺があることを知ってほしい。この種の詐欺が女性たちを傷つけていること、女性たちからお金をだまし取っていること。この種の犯罪についてシェアしてこの種の犯罪をどう避けることができるかを啓蒙することを止めることはできない。誰もがソーシャルメディアが危険な場所であること、よく知らない人とかかわることが深刻な結果をもたらすことを知ること。
何百名もの女性が私にコンタクトを取ってきて、彼女たちの中には7000ドルものお金を失った人もいます。人々にはFacebookには詐欺師が潜んでいて、詐欺師たちは非常に巧みな方法で人々を騙してお金を取っています。人々にフェースブックも危険であることを知って誰かとつながりを持つ前に十分に気を付けてほしいです』
前にリブログした栗原先生同様、Kevin Snookさんもネットに写真を出すことのリスクをご存知です。しかし世界的に活動している方はSNSやWebサイトなどに写真や動画を公開しないわけにはゆかないでしょう。そして写真盗用被害者には詐欺師が写真を使うことを止めることはできません。
よく『写真盗用を止めることができないのか』『写真の人がきちんと写真を管理できないのか』とおっしゃる方もおられるのですが、これは写真の持ち主のコントロールのできる範囲を超えています。
Kevinさんがおっしゃるように『写真の盗用は気にしない、それよりもこの種の犯罪についてや、SNSに潜む危険について多くのことを知ってほしい』と言ってこのような動画を発信することが、写真を使われてしまった方々にできるこの犯罪防止に関する非常に限られた活動なのだということを理解してほしいです。そして、もしこの方の動画が役に立ちそうだと思ったら、拡散をしてください。
ご注意: もしあなたがこの写真を使った詐欺師から被害を受けた被害者であれば;
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Kevin Snookさんにコンタクトを取らないでください! ご本人は詐欺被害者とは無関係です。
- 彼は既婚ですし、彼の写真を使った詐欺師に恋をした詐欺被害者の女性からの連絡を受けたくはありません。
- 彼はなりすまし犯罪の被害者で、プライバシーを尊重されるべきです。
- 彼は写真が詐欺師にたくさん盗まれて使われていることを既にご存知です。彼が願っているのは動画を拡散し多くの人にこの犯罪について知ってもらうことです。
(KevinさんのFBに挙げられていた偽プロフィールの一例)



