インターネットを使って誰かほかの人の写真を使った偽プロフィールで近づいてくる国際ロマンス詐欺師。その写真が他人のものだとわかると相手が詐欺だと納得する被害者の方は少なくありません。しかし、その写真が盗用されているとわかった時、写真の人にコンタクト取りたいという衝動にかられる被害者の方は少なくありません。国際ロマンス詐欺被害者の方々には写真の人とコンタクト取らないようにアドバイスしていますが、残念ながら様々な動機からコンタクト取ってしまう方々はおられます。
では、写真を盗用された方々は、自分の写真盗用や、それに伴う詐欺被害者からのコンタクトについてどんなことを言っているでしょうか? 『写真の人は何と言っているか』というシリーズを毎週火曜日リリースでお送りします。
■ ブラジルのカリスマ医師、フェルナンドさん
2020年3月にもビデオトリックに使われている人のシリーズでもご紹介しましたが、前回はビデオのリンク貼り付けしただけでした。内容についてもう少し触れましょう。このお医者さんはブラジルの方で、既婚でお子さんもおられます。SNSやデートサイトで交際相手を探すことはあり得ません。
彼の写真を使った人物たちが人々からお金をだまし取っています。しかしそれらの犯罪者たちは、Dr Fernando Gomes Pintoさんご本人ではありません。『お気の毒だけれど、それは私ではない。私が本物のPinto博士です』と述べています。45秒の短い動画です。
このSCARSのロゴが付いた動画の声と英語の癖をよく覚えた上で、詐欺師のアテレコによる次の動画をご覧ください。声が全然違いますね。また英語の訛りも違います。この下のビデオのほうが詐欺師によるビデオトリックに使われているものです。
この方のようにたくさんビデオをYoutubeで発信している人の場合、詐欺師が容易にビデオをダウンロードしてビデオトリックに使います。被害者はあたかも本人が画面の向こうにいるように信じ込まされます。時々、この方の写真を使った詐欺被害を受けた方から『私はビデオチャットをしていますので、私の相手は本物です』と自身たっぷりにおっしゃることがありますが、本当にお気の毒ですがそれは確実にビデオチャットにはめられてしまっています。
写真を詐欺に使われた人と詐欺師は無関係です。写真のご本人が有名人だと、オープンなホームページやYoutubeチャンネルなどがあり、比較的コンタクトを取りやすい状態ですが、もしあなたがこの写真を使った詐欺師からコンタクトを受けて被害を受けそうになったり被害を受けた場合、絶対にDr Fernando Gomes Pintoさんご本人にはコンタクトを取られませぬよう。詐欺被害を受けた女性(未遂も含む)からのコンタクトを彼は望んでいません。もし何かご協力したいのであれば、Dr Fernando Gomes Pintoさんには全くコンタクトとることなく、偽アカウントを通報して詐欺師が使ってるSNSやデートサイトから詐欺師のアカウントを削除させるようにしましょう。
ご注意:(SCARSの元記事より)
Dr Fernando Gomes Pintoさんには絶対にコンタクトを取らないでください。彼は詐欺とは無関係です。
Dr Fernando Gomes Pintoさんは彼の写真を使った詐欺師をすきになった女性からのコンタクトを望んでいません。
彼も写真盗用の被害者です。プライバシーと尊厳が守られるべきです。
彼は自分の写真が詐欺師に盗まれて犯罪に使われていることをご存知です。
参考:
