インターネットを使って誰かほかの人の写真を使った偽プロフィールで近づいてくる国際ロマンス詐欺師。その写真が他人のものだとわかると相手が詐欺だと納得する被害者の方は少なくありません。しかし、その写真が盗用されているとわかった時、写真の人にコンタクト取りたいという衝動にかられる被害者の方は少なくありません。国際ロマンス詐欺被害者の方々には写真の人とコンタクト取らないようにアドバイスしていますが、残念ながら様々な動機からコンタクト取ってしまう方々はおられます。
では、写真を盗用された方々は、自分の写真盗用や、それに伴う詐欺被害者からのコンタクトについてどんなことを言っているでしょうか? 『写真の人は何と言っているか』というシリーズを毎週火曜日リリースでお送りします。
■ フィリピン系アメリカ人のモデル、Yuliana Avalosさんの場合
Yuliana Avalosさんの写真は、以前男性狙いのロマンス詐欺のケーススタディとして実際に『和也』という男性を装ってフローレンスを名乗る詐欺師とやり取りした結果を連載しました。もちろんYulianaさんはフローレンスを名乗る人物などではありません。
SCARSのYoutubeチャンネルにYulianaさんのインタビューが掲載されましたのでご紹介しましょう。尚、いくつか写真盗用被害を受けた方のインタビュー記事などをブログで紹介したのがきっかけでSCARSのTim McGuiness博士から『SCARSのYoutubeチャンネルから紹介するといい』と言われましたので今後も活用させていただきます。
Yulianaさんは2004年から2012年にかけての写真が盗まれたようです。彼女のところには詐欺被害に遭った大勢の男性からコンタクトがあるそうです。モデルの仕事で色々な国を訪れ、たくさん写真が撮影されています。モデルさんが写真をシェアすることは間違いではありません。しかし詐欺団が彼女の写真を盗み、デートサイトなどに掲載しました。
Yulianaさんは既婚でデートサイトなどに登録していることは絶対にないと述べています。フェースブックは2つのページを持っているそうですが、それ以外はすべて偽物とのこと。ご本人によると、偽アカウントを作る詐欺団の多くはアフリカから、他にもアメリカ、フィリピン、英国などからもあるようです。
詐欺団は彼女の写真を使い、男性をだまして信じ込ませています。Yulianaさんは言います。
『誰とチャットしているのかよく気を付けてみてください。常識をはたらかせて。話している相手が誰なのか、なぜ行ったことのないその国にお金を送る必要があるのか。いったことのない国にお金を送るべきではない。私は毎日ものすごい量のメールを被害男性たちから受け取ってる。彼らの内容はほとんどが私の写真を使った詐欺についてのことです。私から見るとこれらの男性たちは女をお金で買おうとしている、外国に住んでいる女とお金で結婚しようとしているように思えます。私はアメリカ人で、誰かと結婚してアメリカ国籍を取得する必要はありません。この件に関して長年にわたって動いてくれている弁護士もいて、色々調査もしてもらっています。弁護士さんは私の件で色々調べてくれて、いくつかの訴訟も起こしています。これらの写真(ビデオの2分50秒あたり)は私の写真を使った偽プロフィールです。詐欺師たちが何をしたのかというと私の写真を使って、男性が私の写真を使ったアカウントをクリックしてチャットを始める。彼らが話をしているのは私ではなくて、男たちです。被害男性たちはその詐欺師の男たちとチャットして、お金を送ってしまいます。それは詐欺団にとっては生活の手段です。詐欺師たちがこのようなことをしていることは本当に悲しいことです。私の写真を使った詐欺師に騙された男性が自殺をしました。その男性はこの写真に恋をして、一年にわたって5万ドルを送金し、それは彼と息子の財産のすべてだったのです。その被害男性は恥ずかしく思って自殺しましたが、詐欺師たちはそんなことは構いません。
インターネットで誰を相手にしているのか、本当に注意深くあるべきだと思います。私はこのビデオを通して男性の皆さんに私がデートサイトに登録していることは絶対にないです。弁護士が作った偽プロフィールのファイルは10冊に及びます。
私はYulianaでアメリカに住んでいて、グリーンカードは必要ないですし、あなたのお金も必要ありません。私は自分のビジネスをしていますし、もしあなたが私の写真に恋したとしてもそれは私ではありません
ご注意: もしあなたがこの写真を使った詐欺師から被害を受けた被害者であれば;
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Yulianaさんにコンタクトを取らないでください! ご本人は詐欺被害者とは無関係です。
- 彼女はガーナには住んでいません。あなたがこの写真を使った詐欺師に騙されたとしても、写真の人はあなたを知りません。
- 彼女は彼女の写真を使った詐欺師に恋をした詐欺被害者の男性からの連絡を受けたくはありません。
- 彼女はなりすまし犯罪の被害者で、プライバシーを尊重されるべきです。
- 彼女は写真が詐欺師にたくさん盗まれて使われていることを既にご存知です。
SCARSのYulianaさんについての記事:
https://romancescamsnow.com/dating-scams/dating-scammer-favorite-recognize-her/