インターネットを使って誰かほかの人の写真を使った偽プロフィールで近づいてくる国際ロマンス詐欺師。その写真が他人のものだとわかると相手が詐欺だと納得する被害者の方は少なくありません。しかし、その写真が盗用されているとわかった時、写真の人にコンタクト取りたいという衝動にかられる被害者の方は少なくありません。国際ロマンス詐欺被害者の方々には写真の人とコンタクト取らないようにアドバイスしていますが、残念ながら様々な動機からコンタクト取ってしまう方々はおられます。

 

では、写真を盗用された方々は、自分の写真盗用や、それに伴う詐欺被害者からのコンタクトについてどんなことを言っているでしょうか? 『写真の人は何と言っているか』というシリーズを毎週火曜日リリースでお送りします。

 

■ 米国のAV女優、Danielle Delaunayさん

 

まずはこの方の2014年のツィートをご覧ください。

I hate when people get scammed by scammers using my photos. At the same time people need to use their brains and do some research...

(私の写真を使用した詐欺師に人々が騙されるのは本当に嫌です。同時に、その騙された人たちも自分の頭を使ってきちんと調べるべきです。)

 

Danielle Delaunayさんは米国のAV女優です。この方の写真も、男性を狙った国際ロマンス詐欺で多く使われました。

 

女優・モデルをされている方なので写真は至る所にあります。被害者が自分でGoogle検索すれば写真が複数の詐欺師に使われていること、写真が盗んで使われていることがわかるはずとDanielleさんは述べています。そして被害男性たちはDanielleさんのTwitterアカウント等を見つけると、Danielleさんを見つけて喜んだり責め立てたりします。それがずっと続いでいて、ギョッとさせられるそうです。

 

コンタクトとってくる被害男性の多くは、Danielleさんが詐欺を働いたと信じているようです。彼女を知る人たち、周囲の関係者やファンは、彼女が詐欺などを働くことはないと信じています。

 

彼女は被害者たちからのコンタクトには疲れてしまったと言います。もちろん自分の写真を盗んで世界中の人々からお金を騙し取る詐欺師たちも許せませんが、次々とくる被害男性たちからのコンタクトにも腹が立つのだと述べています。

 

『あなたの写真を使った詐欺師に騙されました』と被害者から伝えられることさえうんざりすると述べています。これ以上Twitterをしたくないとまで思わされたそうです。

 

一度写真がインターネットに流れると、写真を盗まれることを阻止する術はありません。誰でも簡単にダウンロードして好きなように使えます。髪型や顔の一部などを使って簡単な合成写真だって作れるのです。

 

よく『紙に名前やメッセージを書いてそれを掲げている写真を送ってもらう』ことで相手が本物かどうか確かめる方法を提案する人もいるようですが、これも簡単に合成できます。実際そのような写真を被害者が送ってきたそうです。

 

詐欺被害者からのコンタクトには本当に唖然とさせられるそうです。それが単に『写真が詐欺に使われていますよ』と伝えるだけの純粋な目的だったとしても。本当にやめてほしいと言っています。

 

ひまわりひまわりひまわり

 

 

ビデオの最後で、Danielleさんは、会ったことのない詐欺師に餌をやらないでください、たとえビデオチャットをしたとしてもそれは私ではない。知らない人にお金を送らないで。私の盗まれた写真に関して私は何もできないと訴えています。