コールドリーディングって聞いたことがありますか?

 

『コールドリーディングとは、コミュニケーション技術のひとつ。もっと具体的にいうと目の前の相手に信頼・信用されるために「この人、私のことよく理解している」という実感を与えるための会話術です。』 (ビジネス心理学 「コールドリーディング」)

 

「コールド」というのは、何も準備をしていない、即興でという意味。「リーディング」は読み取るという意味。

 

即興で相手の心を読み取り、それをわかっているかのように伝えることで「この人は私のことをよく理解している」と思わせる。

 

コールドリーディングは占い師がしばしば使う方法です。アヤフヤな話をしながら相手の話を聞き出す。自分はクライアントの良き理解者だと思わせ、信頼感や逆に不安感などを煽る。

 

例えば『あなたのお父さんはしんでいないのでしょう』と言う。この質問は2通りにとれます。『あなたのお父さんは死んで(もうこの世には)いないのでしょう』という意味と、『あなたのお父さんは(まだ)死んでいないのでしょう』 ここでクライアントがどうこたえるかに合わせて、占い師はカウンセリングを進める。これはインチキ占い師ではなくても使うそうです。

 

被害者の方『ジェフの女』さんのブログでも、詐欺師のジェフが彼女のことをわかったようなことを言うシーンが描かれています。被害者は詐欺師が話を聞いてくれて気遣ってくれていると感じてしまう。そして、詐欺師はターゲットのさまざまな状況を把握するわけです。


以前、ある被害者の方からも伺いましたが、詐欺師が悩みの相談に乗ってくれて、被害者の方からすると的確なアドバイスと思える事を沢山言ってもらったそうです。


 

コールドリーディングの一つに『バーナム効果』というのがあります。これは、誰にでも当てはまるようなことを言われて、言われた人はそれを自分の特徴と信じてしまう。動物占いとか、血液型性格診断などを見てみると、誰にでも当てはまる診断結果が出てきますよね。

 

恋愛詐欺では、

『君はロマンチストだね』

『君はいつも元気そうにしているけれど、本当は寂しいんだよ』

 

とか、非常におおざっぱなことを言っているのだけれども、受け止める側は『相手は自分のことをわかってくれてる』と感じてしまう。このコールドリーディングのテクニックで、詐欺師は被害者との信頼を構築する。

 

 

参考資料: ビジネス心理学 「コールドリーディング」

https://biz-shinri.com/cold-reading-12254