母娘がミリタリー詐欺の共犯者として逮捕される。

2012年6月のニュース(ABCニュースなど複数のオンラインニュースで2012年に報道されていました。)

 

米国コロラド州の母娘が米軍を装った詐欺団の「ナイジェリアロマンス詐欺」の共犯者として100万ドル以上を374人の被害者からだまし取ったとして逮捕されました。

 

娘のTracy Vasseur(40歳)と母親のKaren Vasseur(当時73歳)は2009年から詐欺の共犯者としてアフリカの詐欺団に協力し、アフガニスタンに駐留する米軍兵を装って疑うとを知らないインターネットのデートサイトで女性たちを罠にかけ、3年以上にわたって米国をはじめ40か国の374人の被害者を騙したとのことです。

 

 

米国のIC3(インターネット犯罪苦情センター)によると、40代以上の離婚したり夫に先立たれたり、あるいは障害を持つ女性がオンラインのロマンス詐欺に引っかかりやすいといいます。

 

Vasseur親子はコロラド州の犯罪に関する20の法律の違反、マネーロンダリング、および窃盗などで告発され、有罪と認められれば娘のTracyは205年、母親のKarenは172年の服役ということになります。

 

 

偽りの恋愛関係が構築されると、兵士たちの持ち物を届けるため、あるいはアメリカに戻るため、もしくはほかの費用を賄うためなどとして金銭が要求されました。この親子は被害者からのお金を受け取ると、10%を自分たちのものとして、残りをナイジェリアの仲間に送っていました。Vasseur母娘にとられたお金は112名もの異なるナイジェリア人の名前に送金されていましたが、そのほとんどは「Olamigoke Ayodeji」という人物あてだったそうです。送り先はエクアドルや英国、インド、UAE、そして英国にもありました。

 

 

ほとんどの被害者は女性で、インターネットで伴侶となる相手を探して、様々なデートサイトやフェースブックなどのSNSを利用していたそうです。これらの詐欺行為をしている間、Vasseur母娘は被害者にコンタクトとったり、海外の共犯者と会ったりはしたことがないといいますが、定期的に主犯たちとコンタクトをとっていたようです。そして娘のTracyは共犯者のためにデートサイトを作ったりもしていました。

 

そしてオンラインの関係が確立してくると、犯人たちは自分たちが本当の米国兵士でアフガニスタンに駐留していることを証明するために、偽の軍の証明書類や写真を被害者に送ります。そして、関係が確かなものになると、犯人たちはコロラド州にいる「エージェント」を通じで送金するようにと要求してきます。最初はウェスタンユニオンやマネーグラムなどの送金サービスを通じてです。

 

被害者たちは兵士たちと話をするための衛星電話のための支払いを要求されたり、兵士が被害者のもとを訪ねるための交通費、あるいは休暇をとるための許可などとしてお金を要求されます。送金金額はたいてい1万ドルを超え、高額になると5万9千ドルにも上ったといいます。

 

 

 

母娘二人は親戚の若い女性を雇い、被害者からのお金を受け取らせ、一年以上もそれをナイジェリアに送金させてきました。ウェスタンユニオンが二人の利用を制限したからだと言われています。

 

起訴状によると、一人もしくはそれ以上のナイジェリア在住の人物たちがこの詐欺にかかわっていることがわかっているが、それらの人物を特定することはできないそうです。

 

 

 

Vasseur母娘は20の個人及び法人名義の銀行口座を11の地元銀行に持ち、それらをだまし取ったお金の洗浄(マネーロンダリング)に利用していました。

 

 

また、訴状によると、複数の被害者に対するゆすりの疑いも挙げられていました。何人かの被害者は疑いを持ちましたが、お金を取り戻すことはできませんでした。

 

 

Jack Campbellを名乗る共犯者からのメールによると、彼はノースキャロライナの被害者に「軍のエージェントであるTracy L. Vasseur」に送金するようにと指示していまいsた。軍人であると称するCampbellは、旅行費用と私物を取りに行くために必要な費用と被害者に伝えていました。その被害者は2010年の11月9日と12月31日の間に10回の送金を行い、合計被害金額が2万4200ドルにも上りました。

 

 

 

 

捜査当局によると、捜査員が話を聞いた被害者たちは誰もお金を取り戻していないそうです。

 

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2014年3月のニュースではこの母娘は娘のTracy L. Vasseurが19年、母親のKarenが12年の実刑の判決を受けたそうです。

 

ナイジェリア人のロマンス詐欺の手助けをするようになったときは娘のTracyは離婚したシングルマザーだったそうです。ナイジェリアの犯罪グループはアメリカに共犯者を必要としていて、Tracyを共犯に引きずり込めそうな相手と判断し、実際にそうなったといわれています。

 

 

このナイジェリア詐欺というのは年間10億ドル以上にも上る犯罪産業で、その中心がナイジェリアと言われています。

 

ほかのロマンス詐欺被害者と同じように、Vasseurは騙されていました。シングルマザーを相手に探している兵士など存在しません。しかし心痛よりも貪欲さをVasseurは募らせました。

 

Vasseurは名前が挙げられていないナイジェリアの企業のためにマネーロンダリングをはじめ、母親のKarenまで巻き込みました。そして米国軍のエージェントと称して共犯者たちに被害者がコロラドのエージェントに送金するようにさせるようになったのです。

 

 

 

 

顔立ちで人を見るべきじゃないですが、いかにも

犯罪者っぽい感じの母娘ですね。

 

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この娘のTracyという人物は、シングルマザーでした。そして、詐欺被害者でもあったわけです。しかし、ある時点で詐欺の共犯者に転身。自分が騙されたと同じ方法で別の被害者たちを騙し、そして共犯者たちに分け前を送っていました。これも、悲しいロマンス詐欺被害者の成れの果てです。彼女のようにならないようにするためにも、詐欺被害を受けた方々には相手が詐欺師だとわかったら接触を断つことをお勧めしています。もちろん相手との接触を続けることは被害者の方のご自由で、私にはそれを無理に止める権利はありませんが。