遺産相続、銀行を通した大金の移動等
1.詐欺師の職業設定(他の職業で出てくることもあります。)
- 男性を装う場合、エンジニア、医師、会社経営者、その他出張の多い職業。途上国に滞在する宣教師。アフリカの紛争地域の人。銀行員、弁護士等。余命の短い病床の富豪や負傷兵士。
- 若い女性を装う場合、難民の令嬢、ナース、学生等。
- 年配の女性を装う場合、病床の未亡人。
- 未成年を装う場合、孤児、難民の少年等。
2.詐欺師が巨額の資金を送るという理由(これ以外の理由を言ってくる可能性はあります。)
- 生前父親が大きなプロジェクトと関わっていて、その未払い金数億ドル相当を受け取ることになった。
- 生前父親が外国の貸金庫に預けていた巨額の遺産を受け取ることになっている。
- 父親の遺産が外国の銀行口座にあり、その巨額の遺産を受け取り、婚約者かビジネスパートナーであるあなたの銀行口座に移したい。
- 父親の遺書により相続人が結婚したときに外国にある父の遺産を受け取れることになっていた。それを最近知ったため、前の結婚のときは知らずにいた。これを受け取るためにあなたと結婚しなければならない。
- 国で紛争が起きる前に父親が外国の銀行に預けた巨額な資金があり、難民の身ではそれを受け取る手続きを取ることができない。
- 死に瀕している自分のお金を恵まれない日人々のために使ってほしいのでその資金を受け取ってほしいという。
- 外国で亡くなったあなたの国の人の巨額の預金をその人の親族として受け取ってほしいという。
3.金銭要求の手口(下記以外の筋書きもあり得ます)
- 巨額の資金を受け取るため、弁護士費用、証明書類、金庫保管料、銀行送金手数料、送金差し押さえ解除料、マネーロンダリングや半テロリスト証明の手数料、国際宅配料、保管料、その他の名目でお金を次々と偽銀行や偽貸金庫などから請求される。
- 銀行から銀行への口座の移動の場合、口座移動のための名義変更手続き金としてお金がとられ、そのあと巨額の移動ということでその税金などを要求される。時として、偽銀行のオンラインバンキングのサイトを教えられ、そこにアクセスすると既にあなた名義の口座が出来上がっていて、何億ドルもの大金が入っている。しかし、そのお金を日本の口座に移動するためにさらにお金をとられる。偽銀行のサイトはWhoisやScamadviserで情報を調べると無料や格安のプロバイダーを使ったもの出ることがわかる。銀行は本物ではないので、巨額の口座の預金は存在しない。
4.怪しいと思うべき理由
- 受け取ることになっている金額がものすごい巨額で、その金額を受け取れば手数料などの大金は元を取れると思わせる手口です。金額が大きいこと自体、できすぎていて、信じるべきではない話です。
お金を受け取って喜んでいるアフリカの青年
