ネットで知り合った外国の恋人やビジネスパートナーがオンライン詐欺師だと分ったら、するべきではないこと;
相手と接触を保つことにより;
●お金を取り戻すために相手や別の詐欺師を騙すこと
●相手にウィルスやマルウェアを送りつけたり、危険なサイトのリンクを送ること
●自分なりの捜査を進めること
たとえ自分のお金を取り戻す目的でも、相手を騙すことは犯罪です。また、ウィルスやマルウェアを送りつけたり危険なサイトのリンクを送りつけて相手に何らかの被害を被らせようとするのも犯罪です。犯罪者への仕返しとして被害者自身も犯罪を犯すことはするべきではありません。
仮にお金を取り戻せたとしたら、そのお金がどこから出ているかを考えてください。詐欺団自らお金を返すなどあり得ません。そのお金は、他の被害者が騙されてあなたに送ってくるもので間違いありません。そうすると、良くて銀行口座凍結程度。最悪の場合共犯者として一番目のつくところにいるあなたが逮捕される。
419詐欺、ロマンス詐欺の情報を集めてサイトに投稿しているBaiter, Hunterの中には元被害者だった方も少なくありません。しかしながらBaitingを行っているサイトでは被害に遭ったばかりの方がBaitingをすることを勧めていません。トラウマとなっていることがフラッシュバックしたり、自分を騙した奴に別人を装って近づいたのにちょっとした言動から本人であったことがばれたり、相手への感情が蘇ったりするからです。
自分なりの捜査をしようとする方もおられます。お気持ちはわかります。
●警察は頼りにならない
●Antiscamサイトのアドバイザーは自分の望むアドバイスをくれない。
●だから自分で相手を探し出そうと。
それはまず無理です。素人で探せる相手なら、このような犯罪起きません。また、リカバリー詐欺の被害に遭う可能性も出てきます。
そして犯人を特定して逮捕に導くことは非常に難しい。日本の警察がナイジェリアやガーナに捜査を依頼するのは難しいことです。そしてそれらの国々は、国内の凶悪犯罪の取り締まりのほうがもっと優先度が高い。
マレーシアでナイジェリア人の詐欺師が逮捕されたというニュース(2015年7月)
以前に「詐欺被害者が詐欺師をバイティングしようとすることに潜む危険」という記事を書きました。こちらもご参照ください。
http://hama-sush-jp.pro/bintang-laut/entry-11872091995.html
