SNSにおける国際詐欺をどう防ぐか(その4)

だいたい、最初の対話で相手が詐欺師かどうか判定は難しくありません。

 

「結婚していますか? 子供はいますか? あなたの名前は? おいくつですか? 職業は?」

 

これらの質問が最初のチャットで相手から出てきたらほとんど間違いなく詐欺師です。普通の人はそんなこと最初に聞いてこないでしょう。この前の記事までで納得で来たら、相手を友達削除してブロックしましょう。

 

それでもまだ、相手が本当に拒否すべき相手かを見極めたいのであれば、次のステップに進みましょう。

 

(1)個人的なことを聞いてみる。

詐欺師たちは一般的に、個人的な質問をされるのを好みません。特に自分の出身地・居住地に関する質問はあまり答えない。

 

もちろん、「なんでも聞いてこい」と言ってくる奴もいます。おそらくは「詐欺師たちは質問を嫌う」と「いかにオンライン詐欺を避けるか」などの記事に書かれているのを知っていて、それを逆手にとって自分の設定どおりの答えをしてくる。また、多少時間かけてGoogleで調べて回答してくる奴もいます。彼らも学んで成長しているわけですね。

 

とはいえ、都市や州の名前のスペルを間違えたり、その場所のランドマークとなるような場所や名所を知らなかったりもしますよ。知っていても、あなたがGoogleで調べられる程度の内容です。

 

(2)写真を要求してみる。

相手に自分の名前を書いた紙を手に持った、顔がはっきり見える写真を送るように要求してみましょう。本当に送られて来たら写真を確認してみることです。合成写真であることが明らかにわかるでしょう。

 

例えば下の写真の例。

 

下の2番目の写真の手のあたりを拡大すると、Vの字のあたりを一所懸命消そうとしていた形跡が分かります。そして、ハンドライティングと要求していたのに、ハンドライティング風のフォントで、しかも紙のゆがみ具合が文字と合っていない。

 

この元の写真自体も合成で、顔は人種差別者に殺された中国系アメリカ人男性の写真をスローガンの書かれた紙を持ったアジア系アメリカ人の顔の上に付けたものですね。首の位置と肩から下が何となく不自然。

 

1元の写真(アメリカの人種差別反対運動のキャンペーン写真)

 

2詐欺師が送ってきたJames Adhiを名乗る税関職員の写真。

 

もしビデオチャットをしているのなら、目の前であなたの名前を紙に手書きで書いてほしいというと良いです。合成ビデオまで作る技術はなうでしょうから、ウェッブカメラが突然壊れたり、あるいは保安上の問題でそれは出来ないなどと言ってくるでしょう。ビデオチャットのトリックは被害者の方を信じ込ませてしまうほどよくできていますが、目の前で予期しない動作を要求されるとできるものではありません。

 

 

(3)電話番号を調べてみる。

知り合ってすぐの友達に電話番号など教えますか? 或いは、たとえ、あなたが突然リクエストしてきた相手とのお付き合いの意思を示したとしても、お付き合いの関係が形成されたごく初期の段階で電話番号など教えますか? でも相手は電話番号を聞いてきます。

 

一つには、あなたがあまり積極的だと、相手が本物かBaiterかを見極めたいという目的もあると思います。

 

そして、電話や電話のテキストメッセージを送ることで1対1の頻繁なやり取りが形成できるので、詐欺師は被害者を支配しやすくなる。

 

それから、お決まりの『緊急な事態』が発生したときに、臨場感を増すためにメインの詐欺キャラクターか、病院や税関職員などのサブキャラクターとして緊急電話をするのに必要なのです。

 

『他人の電話番号知りたいならあなたのも教えて』と言うと、電話番号教えてくるでしょう。

 

相手の電話番号と交換に与える自分の電話番号は、でたらめ教えると良いです。例えばリカちゃん電話とか、「不思議な電話番号」にリストされている番号など。もし本当に通じる電話を教えてみたいのなら、スカイプなどで期間限定でVOIP電話番号を購入する方法もあります。とにかく本当の電話番号は守りましょう。

 

相手の電話番号が分かったら、電話番号検索のできるサイトを使って調べてみると良いです。電話がVoIPだったりすると、その国にいなくても使用できる電話番号です。

 

英国の電話番号であれば、+447で始まる番号。44は英国の国番号。それに続く7が付けば、携帯電話およびVoIPのお金で買える電話番号です。例えばスカイプで電話番号を買うと、英国の番号であれば+447xxxxxxとなります。

 

米国の電話番号であれば、Whitepagesなどで検索かけることができます。そうすると、電話番号が米国外でもお金で買えるVoIP番号であることが分かるでしょう。

 

アメリカの場合、お金さえ出せばWhitepages等のさらに詳しい検索結果を得られます。ここまで来てもまだ相手を信じられるかどうか試したくて、お金払ってでも真面目に相手を調べて本当に付き合ってよいか判断したいのなら、WhitepagesやSpokeoなどの有料コンテンツを使用してみるのも一つの方法です。自動的にお金が引き落とされ続ける設定じゃなくて、例えば一週間か一か月のみ使用か単発のサービスにするとよいでしょう。

 

 

  

参考資料

Wiki How:

How to Avoid an Online Romance Scam

http://www.wikihow.com/Avoid-an-Online-Romance-Scam

How to Reveal a Fake Facebook Account

http://www.wikihow.com/Reveal-a-Fake-Facebook-Account

How to Spot a Fake Facebook Account 
http://www.wikihow.com/Spot-a-Fake-Facebook-Account