SNSにおける国際詐欺をどう防ぐか(その3)
プロフィールやタイムラインを見ただけでは判断つかない場合…(でもそんなにしてまで向こうからやってきた見ず知らずの人物とお友達になりたいですか??)
試しにメッセージに答えるか、友達承認してさらに友達じゃないと見えないコンテンツを見てみることもできるでしょう。そして最初のメッセージやり取りを見てみましょう。
但し、うまく言いくるめられないよう用心なさることです。相手は絶対に自分がアフリカの詐欺グループの一員であることは明かしません。「あなたは本当はアメリカ人じゃなくてナイジェリア人でしょう?」と言っても絶対に認めませんよ。そして上手に言い訳をして、自分が写真の本人であると言い張ります。
相手の言ってることを面と向かって否定せず、言わせてみると良いです。ぼろが出ます。ぼろが出ても突っ込まない。これは嘘だなとわかったら、もうこれで十分でしょう?
嘘にツッコミ入れて認めさせて、そんなにしてまでお友達になる必要ないですよね。そして、嘘にツッコミ入れると、相手に学ばせる結果になります。例えば、「Googleで検索したけどそんな場所はない」と言えば、Googleで効果的に場所を探す方法を学び取ってありそうな住所を使ったりするでしょう。
例えば
●プロフィールで主張していること、好きな映画や音楽やテレビ番組等の具体的な内容について質問してみる。「そのドラマの中で好きな登場人物は誰?」など。例えば『冬のソナタ』が好きと書いてあるのにそれが韓国の有名なドラマだということすら知らない場合もあります。また、主張している年齢の割には若い人向けの音楽が好みだったり。
●詐欺師たちはお金持ちを装います。ボートや高級車に乗っていると主張し、そういう車の写真を載せています。ボートのブランドとか聞いてみては? 或いはその高級車やボートを買うことで得られたどんなマイレージがあるのかとか。
●相手が住んでいる地域の特定のレストランについて聞いてみる。Googleでそのレストランの場所を特定して、それから他のランドマークのある別の場所からそこへどのようにいけばよいか聞いてみる。「5thStreetのスタバのある交差点から北に進んで、それからどう行けばいいの?」など。但し、最近は詐欺師もGoogle使って調べる奴もいるので、時間はかかっても正確にこらえられる奴もいますよ。このテストにパスしても、まだ疑いを持ち続けましょう。
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それから、自己紹介文として送られてきたメッセージを読んでみることです。
●自己紹介のメッセージでしばしばみられるのが、"Remember the distance or color does not matter, but love matters a lot in life"(距離や肌の色は関係ありません。愛が人生において最も重要なものです) という一文です。その一文が見られなくても、SNSを出会い系と勘違いしているようなメッセージはすべてNGとしてよいのではないでしょうか。
●コミュニケーションの場をSNSのメッセンジャー機能や他のメッセージング機能等に持ってゆきたがりませんか?
例えば日本人狙いだとLINEなどでお話しすることを求めてきます。それはコミュニケーションをよりプライベートなものとして、被害者に考える余裕を与えないためです。メールだと未読か既読かどうか調べられなくもないですがFacebookのメッセンジャーやYahooメッセンジャー、ラインなどではわかりますし、相手のオンライン状況も把握できる。
プライベートなコミュニケーションこそが、詐欺師が被害者に求めているものです。
●メッセージのスペルや文法を見てみる。
自称英国人や米国人、オーストラリア人等英語圏の人が使う英語でしょうか? もちろん英語の上手な詐欺師もいて、英語ペラペラの日本人が騙されたりしています。その被害者の方から伺った話では、犯人の英語はネーティブレベルの英語だったそうです。でも一般的には、西アフリカの失業中で詐欺家業などをしている青年たちの英語はそれほど素晴らしいレベルではないでしょう。
ボイスチャットはしましたか? 声の感じはどうでしょう? アフリカンな発音ではないですか?
●最初のやり取りで必ず相手から出てくる話は、個人情報を聞いてきて、プロフィールを絶賛、そして自分の悲しい話をしてくる。
(1)あなたが既婚か未婚か、子供はいるかなど家族構成に関する質問をしてくる。
実は彼らは既婚か未婚かなど気にしていない場合が多い。テンプレート的に聞いてきているようです。特に最初にコンタクト取ってくるのはカモ探し専門の下っ端の少年たちだったりしますから。殆どこのフレーズです。”are you married with kids ?"
(2)あなたの名前、年齢、職業など個人的なことを聞いてくる。
FBは基本的に実名ですから名前等聞いてくる必要ない気がしますが、詐欺師アカウントの奴は必ず聞いてきますね。実は彼らがカモにした人を名前で呼んでくることほとんどないわけですが。だいたいdear, sweetie, darling, honey 等、いわゆるPet Nameで呼んできます。これは複数の相手とやり取りしているので、名前を言い間違えることを防ぐためのようです。
逆に名前使ってくる相手もたまにいます。こちらはやはり間違えを防ぐため、これは被害者A、これは被害者Bなどと区別つけるためでしょう。
年齢。もちろん生年月日隠している人だと年齢わかりませんが、生年月日公開していても聞いてきます。プロフィール読んでいない証拠の一つです。年齢は、相手がお金取れる年齢層かどうかを確認するためでしょう。
そして職業ですが、これもどれくらいの収入があるか、どれくらいのお金を当てにできるかを見積もるためだと思います。同じ詐欺師を複数のBaiterでBaitingしたら、相手の職業によって求めてくる金額やお金の欲しい理由が異なっているということがありました。ちなみに私の偽キャラは定年退職した教師でしたので、収入少ないと見込まれて、たったの100ドルを要求してきた(笑) ほかの女性にはもっとお金求めてきましたよ。 もちろん彼は一銭も得られませんでしたが。
(3)あなたのプロフィールの称賛。
プロフィールなど奴らは見ていません。フェースブックならカモリストになっている人の友達リストから片っ端からリクエストしてゆく。プロフィールもタイムラインも何も見ていない。
何しろAntiscamな内容書いている私の消されたFBアカウントにもしょっちゅうリクエスト来てましたから。そいつらに「すてきね~メアド教えてくれたらご返事するわ~」と書いたらメアド送ってきていくつかのサイトに掲載してやりました(笑)
それから、プロフィール写真がワンちゃんだったり、或いは女装したおデブなコメディアンのファニーフェースな写真使ってたりしても、怪獣ダダの写真使っていても、『君は美しい』『美を体現している』『思わず見とれてリクエストせずにはいられなかった』とか言ってきます。日本とか韓国とか東アジアの中年女性って欧米人より若く見える。だから、「きれいだ」って言われると本当に褒められたって思ってしまうでしょうね。
(4)自分の悲しい過去の話
男性なら;
★ 離婚の場合、例えばあまりにも残忍な仕方で妻に裏切られる、仕事から疲れて帰ってくると親友と妻が寝ているなど。
★ 妻と死別の場合、酷い交通事故か、癌で妻が死亡。
★ その他、両親の悲しい死の話など。
★ そしてよきシングルファーザーをアピールする。
若い女性なら、
★ 父親の死、自分の不憫な境遇。
★ 例えば、自分は育ちの良いお嬢様で、悲しい事情で難民キャンプに入れられている。
★ あるいは、国連から派遣されて看護師としてナイジェリアに来ているが、パスポートをなくしてアメリカに帰国できないとか。
★ 中高年女性なら、自分の病気の状況や夫の死など。
(5)まじめな相手を探しているという話
男性や若い女性なら、そして、その悲しい話とともに、自分が生涯の伴侶となるべきまじめな交際相手を探していると言ってくる。
中高年女性や既婚男性を装っている場合、真面目なビジネス相手を探してると言うでしょう。
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ちょっと待てよ…でしょう? まじめな相手を探しているなら、なぜ見ず知らずの、しかも出会い系でもないのに、あなたのところにその人物が来たの?

参考資料
Wiki How:
How to Avoid an Online Romance Scam
http://www.wikihow.com/Avoid-an-Online-Romance-Scam
How to Reveal a Fake Facebook Account
http://www.wikihow.com/Reveal-a-Fake-Facebook-Account
How to Spot a Fake Facebook Account
http://www.wikihow.com/Spot-a-Fake-Facebook-Account