Remember me
お別れだけど
Remember me
忘れないで
たとえ離れても心ひとつ
おまえを想い 唄う この歌
6/14
14年前のこの日
私は人生で初めて
家族と永遠の別れをすることとなりました
忘れもしない
高校に入学して2日後の帰り道で
祖母が脳梗塞で倒れたと連絡が入りました
脳の一番大きな血管で梗塞が起こったため
何を喋っているのかもわからず
そう思いきや いきなり大声を出したり
錯乱状態でした
じーちゃんやママや妹や私を見ても
家族なのか 病院の先生なのか 誰なのか
区別がつかないのです
人間は脳をやられてしまうと
物事を認知するどころか、人そのものが豹変してしまう
それを嫌でも思い知らされたのです
その後
二度目の脳梗塞を起こし
完全に植物状態となりました
二度と話すことも出来ません
表情ひとつ、変わることもありません
本当に ただ生きているだけ
それでも私は病院に通いました
そして約2ヶ月後の6/14
眠るように天国へ
これ以上痛い思いをすることはないのかと
そう思えたのが唯一の救いです
お通夜でもお葬式でも
会場に入りきらないほどの花が届き
駐車場は満車で大渋滞
参列してくださった方が 頼んでいないのに
交通整理をしてくださっていたほど
皆さまから大切にされていた人でした
私はお葬式では 泣けませんでした
端から見たら 冷たい孫娘に見えたかもしれません
倒れてからの2ヶ月で
私は数えきれないほどの後悔を味わうこととなるのです
前にも書いたことがありますが
祖母はある大きな病院の研究室で
内視鏡の研究をしていました
軽度の脳梗塞を発症したため
リタイアしたと聞いていましたが
日常生活は普通に送れており
何かが出来なくなるほどではありませんでした
なぜ辞めたのか、ずっと疑問に思っていたのです
父が仕事もせずにだらしなかったために
ママがずっと働きに出ていました
私はずっと祖父母のもとで生活していたのです
もしかしたら
幼い私の面倒を見るために
リタイアしたのではないかと
今となってはもう聞くことは出来ません
でもあえて聞いてみたいのです
あなたは本当に
それで幸せだったのか
リメンバー・ミーという映画の試写会に当たり
見に行きました
もしかしたらあんな風に 戻ってきてくれているのかもしれません
大きく写真が飾ってあるため
戻って来ようと思えば戻って来れるはずです
あれから14年が過ぎました
てっちゃんやおじさんには会えましたか
世界は劇的に変化しています
あなたはスマホというものを知らないでしょう
今はコロナという、未知のウイルスが猛威を振るっていますが
家族みんな元気です
心配ばかりかけているかと思いますが
私は何とか生きています
あなたがいたから
今まで生きてこれたのです
そしてこれからも
大変なことはいろいろありますが
もう少し生きてみようと思います
忘れないよ(*´ω`*)