旦那の母とは
私が25歳で結婚してから義母が施設に入るまでの28年間
一緒に暮らしてきましたが
「死にたい。」という言葉をよく使っていました。
(それは今もですが)
義母と会った時は義父が亡くなってまだ3年。
寂しかったこともあったと思います。
また、自分の周りで知っている人たちが亡くなっていく
自分より若い人の死なども不安になるのでしょう。
私とケンカした時も
病気になった時も
その言葉をよく発していました。

私は
「そんなこと言うたらあかん。」と怒ったり
「そんなん言わんといて。」と頼んだり
あまり記憶にないけど(笑)励ましたりしていました。

義母が90歳を超えていろんなことができなくなり
身体が思うように動かない時
うまく咀嚼できない時に
その言葉を発すると
今までは怒っていたけど
死にたいんやと、ふと共感を持ってしまうことがあります。

自分がその立場になったら・・・など
最近その言葉について考えることがあり
「死にたい。」は「生きたい。」やなあと
思ったのは
帯状疱疹が眉間に出たころでしょうか。

このタイミングで
「仏果を得ず」を読みました。

文楽で義太夫を精進している人と
その周囲の人たちの話で
読んでいる途中
NHK朝ドラで昔放送していた「ちりとてちん」を思い出し
同じ作者ではと調べたら
全く違って(笑)
「ちりとてちん」は藤本有紀さんが脚本されていて
その藤本有紀さんが最近放送されている時代もの
「ちかえもん」の脚本もされていて
それがまた、文楽とつながっておもしろく感じました。

とてもおもしろく特にラストでは
「生きぬいてやる」と思うほど
力強い感動があり
大阪に行く電車の中で呆けておりました。

決して生死について扱っている話ではありません(笑)

若手太夫の成長を描く小説です。




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前回よかった「銀二貫」高田郁さんのみおつくしシリーズをネットで購入。
これからまた楽しみです。



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