過酷な鑑賞になる予感がしていました
見事的中
「奴隷制度というアメリカ史の一部を、
観客にベルトコンベアに乗ったように見て欲しかった」
と、語ったスティーヴ・マックィーン監督
まさに、奴隷の映画でした
人類史上、最も惨く不幸な歴史の一部といえましょう
いくつかの拷問にあたるシーンでの
音声の無い、長い長い回しに
役者の好演が光ります
言いようのない張り詰めた緊張感
主演のキウェテル・イジョフォは
人としての畏れと尊厳を実に素直に演じ
白人の雇い主を演じた、
ベネディクト・カンバーバッチやマイケル・ファスベンダーの
それぞれの正義の表現は
非常に観る者を惹きつけます
特に贔屓ではないけれど、ブラッド・ピット
彼はこの映画の制作のほうでも深く関わっているようですが
彼にしか演じられない役どころだったように思います
彼が演じたキャラクターは
唯一、安心できる平和の象徴だったからです
どんな国にも光と影の歴史が存在します
今を生きる私たちが
未来に残せる光はどんなことだろう
そんなことを考えた映画終了後の重い時間
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