先般行なわれておりましたルオー展に足を運びました
会期は既に終了しておりますので備忘録でございます
今回の展覧会は
ルオー全作品の中でも3分の1を占めるモティーフとなっている
サーカスを中心に世界が繰り広げられます
汐留パナソニック・ミュージアムは
まるでサーカス小屋に入り込んだような
カラフルで楽しい、とても作り込まれた素晴らしい会場でした
「道化師は私なのだ。
私たち誰もが金ぴか衣裳をつけた道化師なのだ。
誰かがふと私たちを見かけたら、
計り知れぬ憐れみの情によって
心の奥底までゆさぶられるだろう…」
ジョルジュ・ルオー
「私は美ではなく、表現力の強さを追求しているのです」
ジョルジュ・ルオー
「私は絵具に対する肉体的な愛があることを知っている」
ジョルジュ・ルオー
どのような批判や評価にも揺るがずに
自らの個性を貫いた人、ルオー
絶望や苦悩においても
彼がピエロというモティーフに投影させたものは
哀しみだけではなく
そこに夢や希望をわれわれは見出すことが必ず出来る
ルオーは目の前で見なければ
本当の魅力が分からないでしょう
そして実際に出会うと
調性の定まらぬ音楽のように
私の心を捉え、どこか見知らぬ場所へと連れてってくれる


