免疫学の権威、順天堂大学医学部の奥村康教授が、医学に詳しく無い一般人にも分かりやすく免疫の事を解説しています。

免疫を担っているのはリンパ球、一つはB細胞、もう一つはT細胞です。

B細胞はミサイルを相手に打ち込む役割をしていて、T細胞は地上軍で相手に乗り込んで潰す役割をしています。
T細胞はB細胞に、ここにミサイル撃ってくれとか指示を出して連携しています。


この2つのものが免疫の本体です。
発熱はウィルスと戦争している状態です。熱が出れば出るほど軍隊は鍛えられます。
ワクチンとはこの軍隊に仮想敵国として送り込み演習させて、ウィルスに備えさせている訳です。

はしか等の強い物に対しては軍隊であるT細胞とB細胞がいますが、もう一つ、警察の役割をしているのがナチュラルキラー細胞【NK細胞】です。


このNK細胞が無い動物はウィルス感染に弱いと解って来ています。
軍隊は戦争に成らないと出動しませんが、お巡りさんは日頃出る悪人を取り締まります。お巡りさんの【NK細胞】はとても大切です。

発熱(戦争)しない平熱時(平和)に良くない相手を取り締まるのです。

この【NK細胞】は人間が笑っていたり、異性の事を考えていたりする時には頭が真っ白になっていて、活性化するのです。免疫力が上がるのです。
年齢と共にこのNKは弱まって行きます。


若い人はこの免疫力は強いのですが、
例えば受験生や期末テスト前の学生に、お母さんが勉強しろ!とストレスを与えると免疫力が下がって風邪を引いてしまう事が多くなります。

笑う事はストレスが無い状態なので、良く笑う事は大切な事なのだと。

そして医学界では禁句らしいですが、タバコを吸うと頭が真っ白になるのでストレスが減り免疫力が高くなる。
タバコを吸う人は風邪を引きにくいのはそのせいだと述べておられます。