高知県土佐清水市の海中展望台「足摺海底館」は、1972年の開館以降、竜串観光のシンボルとして50年以上にわたって親しまれてきました。建物に入ってらせん状の階段を降りると、水深7mの海中に設置された展望エリアがあり、その小窓から、海中のサンゴや魚が泳ぐ様子を見ることができる展望施設で、2022年には国の「登録有形文化財」にも登録されています。
しかし開館から半世紀以上が経ち「老朽化」が大きな課題となっていて、1972年の開館以降、雨漏りの修繕・塗装の塗り直しなどは行われてきましたが、抜本的なメンテナンスはされてきませんでした。
こうした中、2025年6月には海中にいた“ウニ”が、海底にある本館部分の壁に穴をあけて漏水し、8月まで一時休館していました。 足摺海底館を運営する高知県観光開発公社によりますと、現在は、岸から施設へと続く「連絡橋」の老朽化が進行しているということです。
これまでは、職員による目視での点検を欠かさず営業を続けてきましたが、こうした中、ある“大きなニュース”が飛び込んできたことが、施設の「一時休館」の判断を後押ししました。
土佐清水市出身の偉人「ジョン万次郎」を主人公としたNHKの大河ドラマ「ジョン万」の制作決定です。 大河ドラマ「ジョン万」の制作決定を受けて、今後は主人公「ジョン万次郎」の地元・土佐清水市に多くの観光客や来館者が訪れることが見込まれるます。
このため、運営する高知県観光開発公社は「この機会に、連絡橋と本館の安全性を改めて徹底的に精査する」として、5月1日からの「一時休館」を決めました。 ゴールデンウイーク期間での「一時休館」となり、営業再開の時期は「現時点で未定」としていますが、足摺海底館は、万全の状態で観光客を迎えるための準備に入ります。



















































































