◆1932年3月3日◆
マセラティ創業者
アルフィエーリ・マゼラーティ死去
腎臓病・44歳

マセラティ初の自作
Maserati tipo 26
(
別枠でご説明)経営が順調だったマセラティ社に、突然、試練が訪れました。

創業者アルフィエーリ・マゼラーティが、1927年のレース参戦中に大事故を起こしたからです。
彼はこの事故で大ケガを負い、腎臓を一つ摘出したのですが、その後、慢性的な腎臓病に苦しみました。
そしてこの日、アルフィエーリは病院で治療(手術)中に、あっけなく世を去りました。
葬儀はボローニャで行われ、大勢の人たちが彼の死を悼みました。
大黒柱を失った弟たち(エットレとエルネスト)は、イソッタ・フラスキーニに技術者として在籍していた次男ビンドを加えて、新たなマゼラーティ3兄弟として、歩み始めました。

アルフィエーリの遺影と
新マゼラーティ3兄弟
しかし、今度は経営難に苦しみ、兄弟たちは、地元の有力者に資金援助を求めました。
兄弟たちは、モデナの実業家アドルフォ・オルシ氏に経営を譲渡し、10年間という契約期間を結んで、車造りに没頭しました。
時が過ぎ、彼らは揃ってマセラティ社を去り、
O.S.C.A.(オスカ)(1947 ~ 1967)

О Officine
S Specializzate
C Costruzione
A Automobili
こちらを設立し、独立しました。
創業者である兄弟たちがマセラティ社からいなくなってしまうのは、変な気がしますが、
その後のマセラティは、アドルフォ・オルシ氏を中心として、経営を続けていきます。