秦の胡亥(こがい)の時代、権力をふるった宦官(かんがん)の趙高(ちょうこう)は謀反を企み、廷臣のうち自分の味方と敵を判別するため一策を案じた。趙高は、宮中に鹿を曳いてこさせ『珍しい馬が手に入りました』と皇帝に献じた。皇帝は『これは鹿ではないのか』と尋ねたが、趙高が左右の廷臣に『これは馬に相違あるまい?』と聞くと彼を恐れる者は『馬』と言い、彼を恐れぬ気骨のある者は『鹿』と答えた。趙高は後で、鹿と答えた者をすべて殺したという。

御存知、『史記』の「指鹿為馬(しかをさしてうまとなす)」の故事ですが、この「趙高」と同じことをNHKがやっています。

 

 

 

 

「元のお母さんに戻ってほしい」取材に応じてくれた2人の大学生は、そう口をそろえました。2人とも「母親が“陰謀論”を信じ込んでしまい、親子関係に亀裂が入った」というのです。“陰謀論”とは「世界はディープ・ステート(闇の政府)が操っている」「ワクチンにはマイクロチップが埋め込まれている」など、政治的・社会的な出来事などについて、背後に大きな力が働いているという考え方。

親子に何が起こったのか、そして身近な人が陰謀論を信じ込んだらどうすればいいのか、取材しました。


スマホの“おすすめ”動画が母を陰謀論に引き込んだ ~ちひろさん(仮名)のケース~

「理想を言えば、陰謀論にはまる前までの母親に戻ってほしいというのは常にいちばんにありますけど、もうそれは不可能に近いんだろうなって…」

母への思いをそう語るのは、大学4年生のちひろさん(仮名)です。父、母、妹との4人暮らしを送っていたちひろさん一家。父は仕事が忙しく、幼いころから子育ては専業主婦の母が一手に担ってきました。ちひろさんと母は、ガーデニングやお菓子作りを一緒に楽しむ、仲のいい親子だったといいます。

母の様子が変わったのは、新型コロナが流行し始めたころのことでした。家族のことが心配で、ネットでコロナ関連の情報を調べるようになった母。気づけば一日中、家事をしながらでもスマホで動画を見るようになっていました。

そして、ある日かけられた母の言葉に、ちひろさんは耳を疑います。



「私は真実を知ったの」と語る母


母がスマホで見ていたのは「新型コロナは存在しない」「地球温暖化はウソ」「あの震災は人工地震」など。コロナに関するものだけでなく、“おすすめ”として表示される陰謀論を扱った動画を、次から次へと見ていたのです。

ちひろさんに語りかけてきたときには、母はすっかり陰謀論を信じ込んでしまっていました。ちひろさんが「本当なのか分からないよね? だまされているんじゃない?」と尋ねても…。

「“おすすめ”とかで一度陰謀論に触れてしまったがために、どんどんその情報に飲み込まれてしまったのかなっていう感じです。私と話しているときでもかたわらにスマホを置いて動画を流したり、家事の合間にイヤホンをつけながら動画を聞いたり、とにかくものすごい集中力でした。お菓子を作っている間とかは昔のお母さんみたいな感じなんですけど、私が陰謀論的なキーワードを言ったりすると、陰謀論のスイッチがパーンと入ってしまって、鬼気迫る表情になるんです」

さらに母のスマホのおすすめ動画には、根拠の不確かな民間療法や健康食品も表示されるようになっていきます。

さまざまな心身の不調に効くという、1ケースおよそ1万4000円の砂糖が原料のものや、微生物培養エキスが使われているという1本およそ5000円の飲み物などを、動画ですすめられるままに購入するようになった母。ちひろさんにも、それらを使うよう強制してきたといいます。



母からサプリをすすめられるちひろ

親子の関係はさらに悪化。ついに大げんかが起こってしまいます。

「お互い大号泣しながら、ののしり合うというか、どなり合う感じでした。スマホが母を陰謀論にはまらせた元凶のように思えちゃって、そのとき母のスマホを奪って地面に叩きつけて、結局スマホが壊れちゃったんですけど。母を嫌いになりきることはできなかったので、どうしていいか分からなかったんですよね」



孤立した母 “倍速視聴”で陰謀論にのめりこんだ ~サキさん(仮名)のケース~

大学1年生のサキさん(仮名)も、母親が陰謀論にのめりこんだ一人です。サキさんの母は、シングルマザーとして忙しく働きながら娘を育ててきました。しかしサキさんが高校生のころ、母はケガをして仕事を休むことになり、人と接する機会がめっきり減っていきました。

そんな母からサキさんにある日突然、動画が送られてきたのです。



母から「ウクライナの戦争はウソ」の動画が送られてきたサキ

 

さらに母は、医療に関する根拠が不確かな情報も信じるようになっていきます。いちばんつらかったのは、サキさんがかぜをひいたり、重い生理痛に苦しんだりしていたときですら、病院に行くことも市販薬を買うことも許してもらえなかったことだといいます。

サキさんは母のことを友達や先生に相談することもできず、一人で抱え込んでいました。

もともとは穏やかな性格だった母ですが、人が変わってしまったようにサキさんは感じています。




“不安”や“自尊心の低さ”から信じてしまう

身近な人が陰謀論を信じ込んでしまったら、どうすればいいのか。詐欺・悪質商法や過激集団などのマインドコントロールについて研究する、立正大学心理学部の西田公昭教授に聞きました。

西田さんはまず、陰謀論を信じるに至った背景や理由に目を向ける必要があると指摘します。

「お母さんたちが陰謀論を信じてしまったのには、何らかの意味があったと思います。ひとつは、コロナ禍や孤立などからくる『不安』を払拭(ふっしょく)したいという思い。もうひとつは、専業主婦で社会との関わりが少なかったり、ケガで休職してしまったりしたことによる自己肯定感の低さから、『プライドをリフトアップしたい』という思い。陰謀論を信じることで『自分は本当のことを知っている価値のある人間だ』と思うことができます。自分にとって“役に立つ”から信じてしまうんです」


《 この続き、あまりにくだらないので省略します。 》


 

陰謀論を信じる人は、「“不安”や“自尊心の低さ”から信じてしまう」と結論付けていますが、「“不安”や“自尊心の低さ”」からNHKを信じてしまうという真実をひっくり返して用いるNHKの定石通りの手口にはあきれます。

「鹿を馬だ」とわかりきった嘘を日本国民に思わせるために必死のNHK!
 

いかにも幼稚であまりに稚拙な番組内容で、日本国民を侮辱しています。

日本国民を「馬鹿」にし尽して嘘を並べ立てるNHKとは何様なのでしょうか!


結局、一族郎党皆殺しにされた「宦官 趙高」の如く、NHKは八つ裂きにされるでしょう。


日本人の心を踏みにじるNHKは「本当の馬鹿」なのだから致し方ありません。