庭の奥から「おいで」と、
姪っ子の名を呼ぶ父の声がきこえたので、
2人で行って見ると・・・。
父が植えたプラムの木に実がなってました。
恥ずかしがり屋で口下手だった父は、
可愛い孫のために、
桃、さくらんぼ、ブルーベリー、キウィ・・・など、
果物の木を育て、彼女の喜ぶ顔を楽しみにしていました。
その中でも、父自身が大好きだったプラム。
なぜか、何年も何年も前に植えられたその木は、
どうしても、一度も実をつけることはなかったのに・・・。
そして同じ日。
思いがけず、父の若かりし日のアルバムが、
ひょんなところから出てきました。
はじめて目にするそのアルバムには、
父の楽しそうな笑顔があふれ、
存分にその青春を満喫したであろうことを知り、
胸が熱くなりました・・・。
父がなくなってからの数日間、
不思議な出来事がたくさん起こりました。
まるで、悲しみに暮れる私たちを慰めるかのように・・・。
ありがとう
お父さん。

