私は静岡生まれの静岡育ち。
静岡高校 静岡大学卒の静岡っこです。

実家は静岡駅から徒歩15分。
浅間通り商店街というかつては
4月のお祭りに5日間も参道が
みこしと屋台でにぎわう場所にあります。

昭和12年に祖父「吉蔵」が創業した書店を営んでいて
父が2代目、母が3代目を継ぎました。
ゲーム機やパソコンが出てきた頃から
本が娯楽という世代が終わってしまい
まわりの本屋は次々と店を畳みました。

そんな中でバブルがはじけ、ネットが普及するまで
オトナの娯楽のエロ本は
書店内の高額商品として君臨し
売り上げを保っていました。

 



といっても
私は、エロ本の売上げで大学を出させてもらった
というのは過言です。
教科書を学校に収めたり、
図書館に本を納品する、という権利を持っていることが
定価の10%ほどという利幅の少ない
商売もやってこれたのだと思います。

その本屋さんを
83歳の母が閉めることになりました。
75歳までは
80歳までは

シャッターが自分で上げられなくなったらと
頑張ってきましたが
ガンの余命宣告をされ、決断をしました。

といっても、一人で生活をし、
旅行ができるほど元気なので、
27年前、祖父が亡くなった時に
父が始めた骨董屋とは名ばかりの
ガラクタやさん、
カタカナでいうとリサイクルショップは
まだ細々と続けていきます。

本を仕入れて売るという
「書店業務」を終了し
明文堂書店から、明文堂になりました。

母のたっての願いで、
祖父の27回忌の法要を
大々的にやりたいと
親戚一同泊まりで焼津に行きました。

店は昔から365日年中無休でやっていましたので、
全員でお出かけなんて
初めてのことで、
温泉に入って、ゆっくりできたことが
なによりの思い出になりました。

おみやげの中に入っていたものが
80過ぎて習い始めた
母が書いた短冊の書。

「吉爺のひかる額は本の汗」

母のセンスに負けた!と思いました。
長生きしてもらおうと願っております。

「実家はエロ本屋でした」
他の話は下のリンクから読めます
https://hama-sush-jp.pro/ashley5/entry-12854621124.html?frm=theme

 


本日も

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