実家が化粧品店だった方に
「なぜ継ごうと思ったか」と伺うと
「お店に来た人が嬉しそうで、親も楽しそうに仕事をしていたから」
とおっしゃるかたが多くいらっしゃいました。
そう考えた時に実家はいつも
煩雑で、仕事に追われていて、
親はあまり楽しそうにしていることが少なかった気がします。

お客様が「来てよかった」と喜んで帰る時は
探していた本があった時か
子供がプレゼントに買ってもらう時。
それも今や
欲しい本はアマゾンですぐ家に来るし、
子供達はゲームやスマホに夢中です。
売上が上がった時が楽しい。
でも今の小さな古い汚い実家ではこれ以上売れないと思っていたことが
書店に楽しみが見えにくく
継ぎたいと思えなかったのだと自分で納得しました。

(google ストリートビューより)
時々、祖父が嬉しそうだったのは
エロ本が売れて売上単価が高かった時。
でもお客様は買う時たいがい
「まじめな」顔をしてレジを通し
ふつうの顔で帰っていきました。
誰かに喜んでもらえるお仕事ができたらそれが
何よりのやりがいなんでしょうね。