私の屋号の「明文堂(めいぶんどう)」は

実家の屋号でもあります。

戦後すぐに祖父吉蔵(キチゾウ)が

静岡市の浅間通りで始めた

商店街の一角にある書店です。

祖父の夢は出版でした。

有限会社「明文出版社」というのを立ち上げ21冊の郷土本を出版しています。

どこかの大学教授に書いてもらうのに、おじいちゃんといっしょに電車に乗り原稿の督促にいった覚えがあります。

郷土本ですので、

静岡のコアな方にしか売れないというか在庫を家に置かなければならないので倉庫を借り、10冊づつクラフト紙に包まれた本を詰め込んでいました。

 

レジャー本などは売り切り、絶版になっているものもありますがまだ実家にあります。

祖父の1周忌に親戚にセットにして送りつけましたが私も妹も遠慮させていただきました。
 

今ネットで調べたらプレミアがついているものもありました。まだ実家にあるものは定価、送料無料でお送りできます(笑)

今考えると実家にお金がなかったのは

書店がうまくいかなかったのでも、増築にお金がかかったのでもなく、もしかしたら出版で失敗して借金をかかえたんじゃないかという気になってきました。
 

これではエロ本の販売では追いつきません。
 

父は長男だから継ぐ、という昭和の世襲を守りましたが明治生まれのまじめな祖父と

遊びたいけど頭を抑えられている2代目の

衝突は常にありました。

嫁にも、息子は産まなくてもいい。

子供には、継がなくていい、という教育方針でした。

現在は79歳母が細々と経営していて、

私も妹も実家は継ぎませんが明文堂という名前はもらいました。
 

妹もネットでなにか売る時はさいたま支店として名前を使っているようです。

本屋にも出版にもあまり興味のない子供や孫でしたが、偶然にも紙の本の出版の機会をいただきました。

というと、聞こえはいいですが機会を自分で作った感じです。

ただ自費出版とはいえISBNコードがつき、

全国どこからでもいつでも買えるamazonの販売ルートに乗っています。

祖父の時代の日販、トーハンなどの販売ルートには乗っていませんが死んだおじいちゃんも、お父さんもびっくりしていると思います。
 

この出版の夢、だれでも無料で叶えることができます。在庫もない、初期投資もゼロです。

人にたのむと、その部分はお金がかかりますが

(○○マンで出しますとかいうのにはお気をつけてくださいね)

まったくゼロ円で出版することもできますのでぜひチャレンジしてください。

紙の本の出版はよろこびがひとしお。

さっそく自分で買って、母と妹と恩師に贈る予定です。

卒業アルバムつくるより安い!

ネット社会をもっと楽しもう!!

 

 


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