※2018年2月17日、平昌オリンピックの時に書いた記事です。
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平昌オリンピック、見てますか?
夫や娘が結構スポーツ観戦好きなので、私はテキトーに見てます。
それで気になったのはカーリングのストーン。
「墓石みたいだよな~」って思った。
<フリー画像素材Pixabayより>
どんな素材なのか検索してみました。
氷上の地質学
スコットランド産の花崗岩がカーリングに最適な理由
カーリングがオリンピックの公式種目になったのは1998年でまだ日が浅いが,競技に使われるストーンには長くて意味深い歴史がある。「オリンピックで使われるストーンはどれも,アルサクレイグ島というスコットランド沖の小島で採れた石だ」と米国のカーリング女子チームのスキップ(主将)を務めるブラウン(Erika Brown)は説明する。「アルサクレイグの石の曲がり方は他の石では真似できない」。
スコットランド本土から10マイル(16km)ほどのところにある面積1km2弱のこの小島は,極上のストーンに使われる2種類の花崗岩の産地だ。1つはブルーホーン花崗岩で,氷と接して滑る下側の層になる。もう1つは一般的な緑色花崗岩で,こちらはストーンの中間層,つまりストライキングバンド(他のストーンとぶつかる部分)になる。
「氷と接する層は欠けることも水を吸うこともない。でも最も重要な点は,氷上での挙動を正確に予測できること。投げたストーンがどうなるかがわかる」とブラウン。「そして中間層は他のストーンとぶつかっても壊れない」。
急冷マグマが理想的な花崗岩に
ストーンのこの優れた性能は,約6000万年前のアルサクレイグ島のでき方に由来している。この島は大量のマグマが地層を貫いて上昇した「貫入岩体」なのだと,英グラスゴー大学の地質学者フェイスフル(John Faithfull)は説明する。そのマグマが比較的急速に冷えて花崗岩になるとともに,周囲の岩は侵食によってなくなり,「侵食に非常に強い硬い岩だけが海面から突き出してアルサクレイグ島となった」。
この火成岩は結晶化の際に,強靱で均一な岩になった。「マグマが急速に冷えると,非常に小さな結晶ができる。それらが互いに入り組み,結晶の間に化学結合が発達した」と英国地質調査所の地質学者ギレスピー(Martin Gillespie)はいう。この花崗岩には「小さなひび割れもまったくないようだ」。
日経サイエンス2014年3月号
カーリングの石はスコットランドのアルサクレイグ島の花崗岩(かこうがん)。
墓石に多い御影石(みかげいし)も花崗岩なので似てて当然でした。
墓石も耐久性が求められるからね。
次に気になるのは「アルサクレイグ島」。
ウィキペディアでみてみました。
ウィキペディア アルサクレイグ島
19世紀中頃から20世紀中頃にかけて、島はカーリングのストーンの原料となる、リーベック閃石を含む珍しい種類の花崗岩(「エイルサイト」として知られる)の採石場となった。2004年現在、世界中で使用されているすべてのカーリング・ストーンの60-70%は、この島で採石された花崗岩からできている。
(中略)
発破による採石はもはや許可されていないが、島から採石された花崗岩は近年もケイ・オブ・スコットランド社によるカーリング・ストーン製造のために使用されている。
<フリー画像素材Pixabayより>
≪2018.2.25追記≫
「今は、世界カーリング連盟WCFによって、公式戦で使えるのはWCF認定の、アルサクレッグ産ストーンでなくてはならない、という規則になっています」とコメントいただきました。
ストーンの作り方の動画は無いかな?と思ったらありました。
アルサクレイグ島からこんな風に石が加工されていく。
こっち↓の動画の方が古そう。
でも紙芝居形式じゃなく動画になっているので、こちらの方がわかる部分もある。
検索しているうちに、今のストーンにはセンサーがついていることがわかりました。
投げる人がホッグラインと呼ばれるラインの手前で手を離さないといけないのだけれど、それをチェックしている。
ちゃんと投げられたら緑のランプ、違反すると赤のランプが点灯するらしい。
カーリングのストーンについているLEDについて
ヤフー知恵袋
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12120943327

