皆さま、おはようございます!


地元以外の方にはちょっと馴染みの薄い列車ですが、

不通区間を抱えている仙石線に代わって

仙台駅‐石巻駅間を石巻線・東北本線経由で直結する直通快速

1日に2往復運行されているんですよ。
f03063/仙台‐石巻直通快速


現在、仙石線の高城町駅‐陸前小野駅間は

震災による津波被害のために不通となっておりまして、

バスによる代行運転を行っております。

そのために、仙石線経由で仙台駅‐石巻駅間を移動すると

2時間近くの所用時間がかかるのですが、

直通快速はノンストップで2駅を結ぶために

わずか1時間ちょっとで着けちゃうんですよね。


5月30日に仙石線は全線復旧し、

併せて開業する仙石東北ラインに快速列車が運行されるために

直通快速の廃止は決定事項ですが、
その前に、過去にも例を見ないのこの直通列車に乗ろうと、

石巻駅に行ってきましたの。


まずは、こちらが今回乗車した直通快速8622D列車です。
f03060/仙台‐石巻直通快速

編成はキハ110が2両。もちろん小牛田所属の車両で、

一昨年に小海線営業所から転属してきた2両でした。


f03061/仙台‐石巻直通快速

石巻駅の発車時刻は午後6時17分。

午後5時51分には5番線ホームに入線しております。


他に5番線ホームから発車する列車は石巻線・浦宿駅行きの2本のみ、

なかなかレアですぞ。
f03062/仙台‐石巻直通快速

気になった乗客数ですが2両合せて約30人ぐらいでした。

皆さんがボックスシートを独り占めして、ぴったりな感じでしたね。

正直、もっと少ない人数かと思ってました。

社会人っぽい方ばかりでしたけど、

皆さん、仙台住まいの石巻勤務なのかしら?


午後6時17分、石巻駅を定時発車しました。

車内で流れる車掌さんのアナウンス、

「次の停車駅は終点・仙台です」に胸がときめいちゃいましたよ。


それにしても、予想はしておりましたけど外は真っ暗!
f03064/仙台‐石巻直通快速

直通快速の俊足振りを車窓で楽しみたかったんですけど、

どうも無理っぽそう。


せめてアイドリング音だけでも暴走っぷりを…

なんて思っていたのですが、

鹿又駅のように、上り線が一線スルーの副本線側の駅もあったりして、

頻繁に加減速が行われているようです。


そしてついにこの車内アナウンスが。

「ご乗車の列車、列車行き違いのために3分ほど停車します」と。

あらま!予想はしておりましたけど、

直通快速、ノンストップ列車ではなかったんですね。


それにしても、ここはどこかしら?
f03065/仙台‐石巻直通快速

涌谷駅でした。

それにしても、直通快速を押し退けるなんて…

どんな不届きな列車なんでしょう。


キハ110?下りの直通快速だ!
f03066/仙台‐石巻直通快速

…許す!

涌谷駅では向こうが主本線側。

こればかりは仕方がありませんね。


その後は快調な走りっぷりを見せながら、

いよいよこの列車の最大の見せ場である、

小牛田駅への進入シーンです。
f03067/仙台‐石巻直通快速

直通快速はホームがある旅客線を走行せずに、

構内の側線を利用して小牛田駅を通過するのですよ。

これって、とても貴重な体験だと思うのですが。


さーて、東北本線をかっ飛んでって~!


…と思いきや停まった。
f03069/仙台‐石巻直通快速

場内信号は赤。
f03068/仙台‐石巻直通快速

自分が写り込んでしまってすみません。


「只今、停止信号のために3分ほど停車します」

本日2回目の停止。

上下合わせて4本の列車が存在する直通列車ですが、

今回乗車した8622D列車がもっとも所要時間(81分)がかかるのは、

2回停車と石巻線内の駅構内での

速度制限があるためだったようですね。


でもでも…

その後の東北本線内での走りっぷりはなかなかなモノでしたよ。

一切の車内アナウンスなし東北本線を30分近く走り続けるのも、

これまた滅多に体験できるものではありません。


こうして午後7時38分、

直通快速8622D列車は仙台駅に定時に到着しました。
f0306a/仙台‐石巻直通快速


今回、初めて直通快速に乗車した感想ですけど…

外が真っ暗だと、やはり楽しくないですよね。

となると、仙台民が直通快速を楽しむには、

午前6時23分発の8621D列車に乗るしかないのか。

う~ん、起きられるかしら?


あの震災から間もなく4年、

鉄道復興の立役者だった直通快速も間もなく役目を終えます。

眠いとか言わずに早起きして、

明るい時間の直通快速乗車にチャレンジしてみよっと!



石巻線