皆さま、おばんです!
昨日は仕事でいわき市に行きましたが、帰り道は、
「いわき仙台フリー乗車券」を使って仙台に戻ってきたのですよ。
この切符、4日も有効期間がありますから、
時間が空いた時に、ぶらり旅でもしようと思いまして。
そして今日の夕方のことですが、
仕事の合間に空き時間が出来ましたので、
さっそく電車に乗ってきました。
目的地は仙山線の奥新川駅です。
ここはクルマで向うと、国道から1時間近くもかかるという、
仙山線きっての秘境駅なのですよね。
陸前落合駅近くにクルマを停め、電車に揺られること25分。
山の中の奥新川駅に着く頃には
電車は自分一人を降ろして、山形駅に向けて発車しました。
小川が流れる音と、鳥のさえずりだけが響き渡ります。
大自然の中にポツンとある駅の雰囲気が良いですね。
夏から秋にかけてはピクニック客で賑わう奥新川駅ですけど、
さすがにこの時期の平日の夕方、人の気配はまったく感じません。
そして、いつものように駅探訪を開始します。
無人駅のチェックには、さほど時間はかかりませんでした。
駅のチェックを終えると、
ふと、駅前に目をやると、
駅前にある唯一のお店・奥新川食堂さんの店内に、
灯りが点いてるじゃないですか!
ひょっとして人がいる?
お店は、人を引き付けないオーラ全開ですが、
なんせ時間もあってヒマでしたし、
少々小腹もすいておりましたので、勇気を振り絞って、
恐る恐る、お店のドアをゆっくりと開けてみたのですよ。
「こんにちは…」
うっ、空気が重い。
この威圧とも取れるプレッシャーはなんなんでしょうか。
お店には、女将さんと食事中のお客さんが一人、
でっかなワンちゃん(犬)2匹と、
血だらけでグタってるおっさん1人がいるだけでした。
!!!
「あのぅ、食事をすることができますか?」
ここ食堂なのに、なにを失礼なこと聞いてるのよ!
…って思ったんですけど、
血だらけのおっさんの目の前では、この質問しか出来なかったのです。
「ラーメンでしたらなんとか。」
女将さん、本当に無理言ってすみません。
言うとおりにラーメンをお願いしました。
奥の方からは、鍋に火をかける音がしました。
40分後には電車が来るんですけど、時間、大丈夫なのかな?
目の前を見ると、血だらけのおっさん、
相当に酔っぱらっているようでした。
目の前にはワンカップが2本、
本当に自分、次の電車で帰れるんだろうか?
ふと、そんな不安が頭の中を過ります。
目の前のおっさん、たまに奇声をあげたかと思うと、
「バカヤロー!」
と犬に向かって吠えたり、
「俺は若い時からケンカは負けたことがない!」
とか言ってらっしゃいますよ。
こんな人気のない奥新川で、どなたとケンカされたんでしょう。
最新のレーザーカラオケが完備されておりました。
ほほぅ、カラオケも楽しめるお店とはお洒落な。
血だらけのおっさんの奇声よりは、
下手な歌でも聞いていた方が、きっと気が紛れるはず。
ラーメンをお願いしてから結構時間が経ちましたが、
まだ出来上がっていないようです。
でも自分は大丈夫。
お店にあった「聖闘士星矢」の第1巻に夢中になっておりましたので、
待ちくたびれることはありませんでしたよ。
そして待つこと、電車が発車する20分前、
はっきり言います!
山菜がいっぱい入っていて本当に美味しかったです。
おばちゃん、今日はご馳走さまでした。
ペガサス流星拳の行く手も気になりましたけど、
電車の発車時刻が近づいておりましたので、
今日はありがとう、奥新川食堂!
ほどなく電車が到着。
女将さんと2匹のワンちゃん、
そして血だらけのおっさんがいる奥新川食堂を後にして、
ちなみに女将さんの話によると、
このおっさん、雨水で濡れた岩場で足を滑らせて、
落っこちてケガをしたみたい。
出来れば、早いとこ病院に行くことをお勧めします。
酔っぱらってるおっさん、目の前では、
自分、何も言うことは出来ませんでしたけどね。
仙山線








