マップ片手に読んだ若林正恭のエッセイに痺れた
1日1冊本を読むチャレンジ
141冊目は
オードリーの若林正恭さんの
『表参道のセレブ犬と
カバーニャ要塞の野良犬』です
富山市の紀伊國屋で出会った
オードリーの若林さんのエッセイ
前々から若林作品が気になっていた
小説より、エッセイの方が読みやすそう
そう思って、中を確認せずに即決
オードリーの若林といえば
自他ともに認める陰キャ
とはいえ
大勢の人を言葉だけで
笑いの渦に巻き込む話術があるやん
「人見知り」と言われても
ポーズちゃうのって思っていた
はじめに言っておく
解説まで含めて341ページの大ボリューム
でも、一気に読めました
そして、読後しばらくたっても
思い出しただけで
鼻の奥がツンとしたものが
こみ上げてくる
これって感動ちゃうか
2016年
夏休みが5日間あると知って
社会主義国のキューバに
ひとり旅を決意するところから始まる
TVで海外ロケにも行ってるし
どうせ旅なれているんじゃないの?
だから
キューバを選ぶなんて
自信たっぷりのひとり旅で
上から目線だったりして
しかも男だしね!
そう思って読んでいくと
私がパリにひとり旅したときの
同じくらい用意周到で
ガイドをつけて観光するあたりは
まるで私と一緒やんか!
そうやんな、
ひとりだからって
ひとりで頑張る必要ないよね
旅の描写も上手くて
一緒に旅してる気分になってくる
もっと共感したいと思って
本書に登場するレストランやホテルを
Googleマップで検索しながら
文字を追いかけていた
すると、
さらに情景がくっきりと思い描かれる
Saratoga ホテルの屋上
プールから見えた旧国会議事堂
そうか、彼は
ここからあちらの方向を眺めていたんだな
って同じ目線になれる
驚いたことに
5つ星のサラトガホテル
2022年には
爆発事故で建物の一部は柱だけになっていた
あれから4年
ホテルの再建は
経済や資材調達の関係で進んでないみたい
日本に帰ってからも
食べたくなるというロブスター
きっとこれだと思う
ほんとに美味しいそうだ
どうしてキューバに旅したのか
そのことも本書では触れていて
一見、華やかそうな芸能界でも
欲しいものならなんでも手に入る東京で
それが、生きづらくなることもあるんだな
それも
大自然の黒部に移住したことで
なんとなく分かる気がする
こうして、
キューバ、モンゴル、アイスランドの
ひとり旅を私は空想で旅することができた
ストレス解消に
アイスランドのカウントダウン花火の旅へ
ツアー参加者は
ロンドンに住んでる人たち
外国人の中にひとり日本人だから
気楽だと思って参加したら
ほぼ全員がロンドン在住の日本人
というオチ
円卓を囲むディナー
みんなの視線が自分に注がれている気がする
周りはすでに仲良くなってる
今ここで仲良くなっておかないと
この先がやばい
でも、隣の人に話しかける勇気がない
39歳にして
スープを飲んでいる途中で
腹痛を装い、無言で退席する
ディナー逃亡事件
ええ?
しゃべくりを生業にしてる人が
自意識過剰で喋れなくなる‥
そんなことある?
いや、
私も似たようなものだ。
パリの古城巡りのツアーに参加して
何が嫌かって
みんなでテーブルを囲むこと
「マジ勘弁してほしかった」
そこで私は
ただひたすらニコニコしている
おばさんを決め込んでいた
そして
お腹が痛くなったら嫌なので
クリーム系のデザートは
食べなかったように記憶している
華やかな世界で活躍しているから
特別な人なのではなく
普通の人間なんだなぁ
って思った
それにしても
旅っていいなぁ
アイスランドかぁ
なんだか行ってみたくなり
Googleマップであれこれ探索した
やっぱりオーロラかなぁ
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