新鮮な魚とレモンの彩り

クラスでも個人セッションでも
「自分を愛するってどういうことかわからない」
というお声をよく伺います。

今日は

「セルフラブという言葉を聞くけど、
自分を愛するなんて私にはやり方もわからないし、
そういうのが難しいんです。」

というSさんのお話。

 

「自分のことも大切にしようって思うけど、

親に特に反応してしまって…」

 

とこの日のセッションが始まりました。

 

ご快諾いただいたので

【心の中で起こっていることがわかると世界が変わる】

という視点でご紹介したいと思います。
 

✢
 

Sさんは8歳と13歳のお子さんがいるお母さんです。
離婚をされ、シングルマザーとして
ご実家のご両親と一緒に過ごされています。

そこでテーマにあがるのが
Sさんご自身の子育ての悩みと、
Sさんのご両親へのストレス。

どちらも深いところではつながるのですが、
セッションではお子さんのこと、
お母様へのいら立ち、
お父さんへの恐れ、表現しにくい怒りなど、
Sさんのセルフイメージや生きづらさとなるテーマを
みているところです。

今回のセッションの入り口は


友達が釣ってきた魚を母が料理したら、

子ども達が「骨多いね」と残した。

 

という出来事からでした。


「せっかく友達が釣って持ってきてくれた魚なのに

母は美味しく作らなかった。

そんな風に魚をダメにしたのも腹が立つし

孫(Sさんの子ども)にまずい料理を食べさせる母に

すごく怒りを感じた。

 

その料理の方法は何なの?!

 

せっかく美味しい魚を持ってきてくれた友達にもわるいじゃない!!

子ども達だってそんな美味しくないの食べたくないわよ!
 

…でもそんな風に母にイライラしてしまう自分に対しても、
大変ながらいつも助けてくれるのに、
自分が情けなくなるし申し訳なくなる」

というものでした。

お友達への申し訳なさ、

お子さんへのかわいそうという思い、

お母様へのごめん、という気持ち。

 

「胃がキリキリしてしまって…」というSさん。
 

爆発しそうになる怒りと申し訳なさ、

周りの人へ気遣いが重なったら

それはストレスに感じますよね!


自分がイラっとしたときに
そういう自分をダメだと思って苦しくなる。

…これは思い当たる方も多いのではないでしょうか。

セッションでは一番底にある怒りの理由を
紐解くことが多いのですが
(今回なら「孫にまずい魚料理を食べさせた母への怒り」。
ここでの事実はお子さんが「味がうすい」と言った。
「骨があるね」と言った。ですが、
心に過去の痛みが残っているときには
『魚=友達の好意。それを無下にした母。

味が薄くてまずい、そして骨が多くて刺さったら大変なことになる
魚料理を孫に出す、思いやりのない親と

無理やり食べさせられている子どもたち』の図。

に見えたりします。
←この例えはほんの一例です。

この投影に気が付くだけでも怒りのエネルギーがだいぶ変わり、
スッキリした!とか落ち着いた!という方も多いです)



その時感じた怒りに加え、
その後に出てくる

「母へ怒りを感じる自分への情けなさ」

をストレスに感じる方もいらっしゃいます。

感情が強く、自分を責める気持ちが止まらない!
という場合には、まずは「自分を情けないと責める気持ち」を
セラピーするときもあります。


Sさんの場合は心理的な葛藤を言葉にしたり
仕組みを理解されることでここはクリアになったので

『まずい魚料理を孫に食べさせた母への怒り』を
メインテーマに戻して進めていきました。

途中は省きますがここで出てきたのは

・小さいころ、あまり好きではなかった魚料理だったけど
「せっかく父が釣ってきたのだから。機嫌を損ねないよう」
という空気の中でがまんして食べていたという、

家族を覆っていたお父さんの強くて怖い雰囲気。
固くなってそこにいた4歳のSちゃんの緊張感。

・お母さんの、お父さんに対して
小さくなっている姿をみての心苦しさ。

・魚料理そのものの、味が好きではない感じ。
でも言えない・わかってもらえない寂しさ。

・骨が多くて嫌で、一度言ったときに
お母さんに悲しい顔をされて
「いつも大変そうなのに
これ以上悲しませてはいけない」と
もっと気をつかうようになったこと。



などなど、

お父さんへの萎縮感。
お母さんへの寂しい、わかって欲しい、

守ってあげないと!という気持ち。
「まずいの、イヤだよ!」という不満。

こういうものが小さなSちゃんの中で

毛糸玉のようにからまり、大きくなって

「お母さん!!なんでそんな(まずい)魚料理を
子ども達に食べさせるのよ!
かわいそうじゃない!!」

と、ついキレてしまった。
ということがわかりました。


大人のSさんがキレたのではなく

4歳のときのがまんに我慢を重ねてきた

Sちゃんの気持ちがあふれたのです。


この時点で昔の自分の気持ちが
わかったSさんから見ると

before:
・孫のことを気に欠けない無頓着な自分の母
・お世話になっている母に感謝できないダメな自分

after:
・いつもサポートしてくれている母。ありがたい。
・魚料理は、私はあまり好きじゃないんだよね。
私も実際つくるのヘタで~(笑)

というようにお母様の見え方が変わり、
魚料理は魚料理。と、さらっと割り切られていました。
また、お子さんたちにも

「かわいそう!!」という気持ちはほとんどなく

「あんま美味しくないよね、あれ。笑」

と笑いが出るように。

 

✢


セッションでも数年かけて
お父様との関係、次にお母様との関係と
感情を解放していく中で、
すぐに自分のせいだと責める気持ちが減ったり
「自分を大切にするという感じがわかってきた!
まず自分を優先にしてもいいんだ、という感じ。
だいぶ落ち着きが増えて子供たちにも怒らなくなっている」
と生活面での変化も笑顔でシェアをしてくださいます。


自分が大丈夫だと、その自分で

親、子ども、パートナーと接していくので

自分の安心エネルギーって

周りの人との付きあいやすさにもつながっていくのです。

(その影響を考えるとセラピーの効果や、

自分が心地よくいることって

とてもエコロジカル!と思います)

 

これはまさにこんな感じです↓

セルフラブのエネルギーフィールド

 

今回はSさんがお父様、そしてお母様への、
傷つきから見ていた思い(投影)をセラピーすることで
世界(自分の子どもへの見方)が変わった。
というお話でした。

長くなったので、笑
次回『自分を愛するってむずかしいと思うあなたへ』
というテーマで書いてみたいと思います。


セルフラブとか、自分にハグ、とか
できませーーーん!!
したくなーーーい!

という方。愛せなくても、

自分の心地よさを見つけて、試しに実行してみる

というのはいかがでしょう??

今日も良い一日をお過ごしください。

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○各クラスはセルフラブを育む。

生きづらさを紐解く。という内容で

ご提供しています。
 

-7・8月クラスのお知らせ-


7月の『性について語ることは生について語ること』は
ゲスト講師に公認心理師の
熊谷珠美さん(写真右)をお招きして、
性トラウマについての基礎講座を開催します。
セルフラブ講座 講師陣のオンラインミーティング

珠美さんはSE(ソマティックエクスペリエンシング)でも

大変お世話になっているのですが、
豊富な臨床経験と性トラウマに関するスペシャリストなので
教えていただくことがたくさんです。

今回はテーマを性トラウマとして
基本的なことを教えていただきます。
最初の入り口って大事ですよね。
安心安全な場でご一緒しましょう。

ご参加お待ちしております。

〇「性トラウマの基礎講座」
7月31日(土)13~15時
zoom 4000円 
ゲスト講師 公認心理師
Center for HEART代表 熊谷珠美さん
 
〇「女性の病気と言えないストレス」(仮)
8月21日(土)13~15時
zoom 4000円
ゲスト講師 産婦人科医
クロトンルーム ぼぼちち主宰 湧谷桐子先生
 
▶お申込みはこちらからお願いいたします。
 

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本を出版しました。

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