控室でしばらく待っていると
葬儀場のスタッフが二人連れ立って入ってきた。
先ほどばあちゃんにドライアイスを仕込んでくれていた
若い男性と少し年配の男性。
ばあちゃんの葬儀を担当してくれるのは若い男性の方だが
葬儀の担当経験が浅いとかで
お目付け役で年配の上司が付いてきたと言う。
その割に葬儀の段取りなど落ち着いていて
おおむね分かりやすい説明をしてくれた若い男性
(Mさんにしとこう)
所々
上司のチェックが入ってたのはご愛敬。
じいちゃんの葬儀と違い
今回のばあちゃんの葬儀はホントに内輪のみ。
家族葬といっても
普段なら遠方の親族も駆けつけるだろうから
宿泊先の手配など結構バタバタするものだけど
コロナもあって今回はそれもない。
日曜日だったから一応仕事は休み。すぐ飛んで来れた一郎も
やることがなくて拍子抜けしていたほどだった。
思い返してみたら
ばあちゃんが亡くなったことの悲壮感はあまりない。
じいちゃんが息を引き取った時は
涙がちょびっとこぼれたけど
ばあちゃんの今際の際に涙は出なかったもんなぁ。
むしろホッとしたっていうのが
正直な気持ちだったかも知れない。
とは言え
翌日に決まった通夜を前に
やらなければいけないことは結構ある。
Mさんや各担当者と打ち合わせしながら
まず、祭壇のランクを決めたり遺影の写真を決めること
故人に着せる着物(死装束)を決めること
(今のところパジャマを着てるからね)
会葬礼状の文面を決めたり返礼品は何がいいか
通夜振る舞いの人数は?
受付は誰にやってもらう?などなど。
時系列に沿って早めに決めなくてはならないこと
通夜が終わる頃までに決めればいいことなど
とにかくテンコ盛り。
お葬式って大変だぁ。
前夜は一郎だけ家に帰り
としお氏とワタシは控室に泊まることにした。
葬儀場の入口に
この日通夜や葬儀を行う『○○家』の大きな看板があるのだが
どうやら名前が入っているのは我が『山田家』のみ。
(翌日になったら満杯になったけどね。)
すみませんねぇ。
日曜日。それも友引前日からお世話になってしまって。
コロナで色々様変わり。
葬儀業界も大変なことになってると
少し前にニュースで聞いた。
ここも24時間365日お休みのない業種。
本当にお世話様です。
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『13番さんのあな』が2017年7月28日
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