よく外国人のパートナーをもつひとが、
「カレったら、お刺身が食べられないのよ、も~う」
と言うのを耳にしたことはありませんか?
うちのオットはそれ以上、です。
今ではそれなりに改善して、この前なんか,エビ!を食べれたけど
出会ったころはヒドかった・・・。
魚はいうに及ばず、かにエビたこ貝、海に関係するものは全部ダメ。
お好み焼き屋で、かつおぶしって魚だった・・・・!と改めて気づかされましたね。
それほど日本の食文化には、魚が使われている。
さてめでたく結婚して、ボストンで新生活を始めたふたり。
料理は基本的にワタシ担当、というのはオットは当時コックだったんだが、
家ではあんまり料理したくないといっていた。理由は
「自宅のキッチンは、プロ仕様じゃないから」
大きい作業テーブルもないし、
よく切れるナイフもないし(悪かったね)、
下働きをしてくれるアシスタントもいない(‘Yuri! Chop Garlic!’)
なので、キッチンはワタシの領域。
料理は日本食。
ごはんにおみそしる、これ基本。
オットは、「おお!3品もある!豪華だ!」と喜んでくれていたものだ。
日本には「一汁三菜」という言葉があると教えたところ、
(ごはん、みそしる、おかず1品で3品と数えてくれる・・・・国際結婚してラクだ、よかったと思う瞬間)
しかしワタシは新婚早々オットに隠し事があった。
毎日飲んでるお味噌汁にはなにが入ってるか?
そう、おダシ・・・・・・・。
サカナだよ・・・・・。
しかしオットは食わず嫌い王なので、言わない限り魚の味に気づかないのだ。
そこでワタシは隠蔽作戦にでた。何も告げず味噌汁を作り続けた・・・・フフフ。
しかしそんな悪だくみは長くは続かない。
ある日、オットが棚から箱を見つけてしまった!
「・・・・・・・・ナニコレ」
・・・・・・・・・・ほんだしの箱でした。
カツオのお魚ちゃんの絵がばっちりパッケージに。もう言い逃れはできない・・・・。
私「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・だし(日本語)」
オット「ダシ?ダシってなに?」
私「お味噌汁にいれてる、Brothだよ」
オット「えーー!じゃあ、ずーっと入れてたわけ!?僕に内緒で???ひどい、APRICOT!」
私「だって魚入ってるって知ったら飲まないでしょ?だからだまってたんだよ」
オット「当たり前だよ。魚ダメっていったじゃない!飲めないよ!」
私「そんなのおかしいよ!これまでオイシイって飲んでたものを、魚入ってるってわかったとたん飲めないなんて!第一、ダシ抜きの味噌汁なんておいしいわけない!」
オット「そんなことないよ!味噌の味で十分だよ!」
私「じゃあ、飲んでみな!」
ごく・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ごく・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オット「ダシ入れて。やっぱり」
このケンカで学習したこと:
オット「 食わず嫌いではなく、なんでも一回はトライしてみること」
事実、今では火を通した切り身魚なら、食べられるようになった。あっぱれ。
ワタシ「魚が入ってると黙っていれば、オットはたいていのものは食べられる」
もちろんウソをついたり、だましたりはしない。
外食とかで、入ってることに気づいても、ただ黙っているだけだ。
アンチョビとか、オイスターソースとかね・・・・・フフフ。
たぶんオットも「サカナの味する」・・・・見当はついているんだけど、口にしない。
このように夫婦はお互いをだましあい、無用な争いをさけてゆく・・・・。妥協ともいいますね。